カルチャーミックスが生んだ焼肉という芸術品

|東京ミートアカデミー[7]|
?焼肉学部 カルビ専攻?
[6限目]贈り物学 Learning of Gift

ここ一番の、贈り物としてのカルビ。
今年の感謝、来年のよろしくを、カルビに込めて。大のお取り寄せ好きでもあるフードライターの小石原はるかさんが、年末年始のハレの日を飾れる感動カルビを指南してくださいます。

[6限目]贈り物学 Learning of Gift 講師 フードライター 小石原はるか先生

こいしはら・はるか

食べることをこよなく愛する、偏愛系フリーライター。著書に『スターバックスマニアックス』、『さぬきうどん偏愛』(小学館文庫)、『レストランをめぐる冒険』(小学館)など。

 

★小石原さんのお取り寄せのコツ
現物が見られないお取り寄せで、私が判断基準にしているのはホームページ。WEB上ではHP=店構えですから。お肉のよしあし以前と思われるかもしれませんが、私の経験上、HPを親切に見やすく作っているお店なら、失敗することは少ない。また、購入前にメールや電話などで問い合わせすると、どれだけお取り寄せというセクションに力を注いでいるかがわかることも。

小石原さんならこれを贈る!
大事な人向け、お取り寄せ”カルビ”ギフト

さの萬の「 さの萬牛焼肉用霜降り上カルビ」

「さの萬牛焼肉用霜降り上カルビ(300g)」1箱3,000円 さの萬 10800・200・7377 http://sanoman.jp/ ※カルビでは他に「上カルビ(300g)」(2100円)、「特上カルビ(300g)」2,700円もあり。オリジナルのたれも。

大正3年(1914年)創業、静岡県は富士宮市の食肉販売の老舗「さの萬」。その目利きによる「さの萬牛」(さの萬が選び抜いた牛肉の総称)は、和牛の最高峰とされる但馬系統の雌牛。サシの入り方よりも、脂質と肉質を重視し、等級にこだわらない独自の肉選びをしている。「とても美味。肉の扱いが本当にしっかりしています」と、小石原さんも信頼しきり。ちなみに3代目の佐野桂治さんは、アメリカで主流の「ドライエイジング」と呼ばれる牛肉の熟成法の、日本における先駆者としても知られている。

加藤牛肉店の「 ざぶとん」

「ざぶとん(400g)」1箱10,500円 加藤牛肉店 1045・772・3383 http://www.katogyu.co.jp/ ※配送時は、特殊なビニールに酸素炭酸ガスを充填した特別なパックでお届け。味も肉色も長持ちする、加藤さんこだわりの方法だ。

山形牛の雌牛にこだわり、指定の生産農家から一頭買いで仕入れている横浜の名匠「加藤牛肉店」。店主の加藤敦さんの目利きによる肉は「いい肉とはこういうもの!を、本気で体感できる」と、小石原さんも絶賛だ。贈り物にも最適な20cm超の大判カルビは、希少部位の「ざぶとん」。特に驚くのは脂の素晴らしさで、食後の口中を満たすのは芳醇な香りと信じがたいさっぱり感。全くしつこさがなく、どんなに食べても最後まで旨い。こちら、数量限定のため公式WEB通販には載っていない。注文の際は電話等で問い合わせを。

うまいもんドットコムの「 鹿角短角牛 骨付きカルビ」

「鹿角短角牛 骨付きカルビ(USスタイル/約200g)」2,298円うまいもんドットコム http://www.umai-mon.com/ ※問い合わせはメールにてsupport@umai-mon.com 少量生産、数量限定のため売り切れの際はご容赦ください

全国各地、様々なジャンルのとびきり美味しいものが揃う、食のセレクトショップ「うまいもんドットコム」。食への意識が高い通な会員が多いウェブショップだ。愛用者の一人でもある小石原さんが今回選んだのは「頭数が少なく貴重なうえ、味わいもよい鹿角短角牛の骨付きカルビ。骨までしゃぶって豪快に!」。年間わずか50頭しか出回らない、秋田県鹿角地方の短角牛「かづの牛」のバラ肉を、アメリカのBBQスタイルのカットで。社長の萩原章史さんもお気に入りというワイルドな逸品、ぜひ肉好きなあの人に!

近江牛さかえやの「 大吟撰カルビ」

「近江牛<大吟撰カルビ>焼肉用(300g)」3,000円近江牛さかえや 10120・032・981 http://www.omi-gyu.com/ ※「肉質がよく梱包も丁寧。目上の方にも安心して贈れます」(小石原さん)。専用箱等のギフト用包装は別途料金。

滋賀県南部の草津市に店舗を構える「近江牛さかえや」は、地元滋賀のブランド牛である近江牛にこだわる精肉店。仕入れは基本的に、契約農家から直接、一頭買いで。購入客から寄せられる声をもとに、生産者と一緒に飼料の研究を重ねるなど、生産の現場とも密に関わっている。そんなさかえやで目利きを担うのは、社長の新保吉伸さん。「重要視しているのは、見た目よりも食べた時の味と質。中高年の方でもたくさん食べていただける、脂がしつこくないものを選んでいます」。センスのいい包装も、ギフトにぴったりだ。

Text:根本美保子
Photo:柳大輔

※こちらの記事は2011年1月20日発行『メトロミニッツ』No.098掲載された情報です。

更新: 2016年11月9日

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