一日三食が無形文化遺産に!?

|語る和食[15]|最終章
WASHOKU 10things

イベント、料理教室、飲食店。7色の納豆や、自分で木を削って完成させるマイ箸、味噌活女子に至るまで。世界に認められた「和食」を、もっと楽しく身近に感じられるアイデアをまとめてみました。「和食」への入口は、なんだか最近とても広くなっている模様です。

【01】レッスン後には大和撫子?名店の料理人に和食を学ぶ。

ミシュランガイド東京で二つ星を獲得した「日本料理一二三庵」の店主を中心に、プロの料理人の講師が直接指導。レッスン内容は料理のみならず、「一二三庵」厳選の食材や作家ものの器、四季折々のしつらいまで抜かりなし。文化としての和食を総合的に学べます。新講座「大人のための和食の基本講座」は、出汁の引き方からご飯の炊き方まで、家庭で役立つあれこれを全3回で習得できると好評。

一二三庵神楽坂お稽古さろん
電話:03・5228・2272
住所:東京都新宿区矢来町102 B1F
http://www.hifumi-an.com/salon/

【02】まずは味噌や納豆作りから!和食の基本・発酵食に挑戦。

元服飾デザイナーの経歴を持つ高山晴代さんが主宰する、精進料理のエッセンスを取り入れた発酵自然食の教室。絵画や音楽も手掛ける高山さんらしく、理屈より直観を大切にした等身大の料理が学べます。酵素ドリンクや納豆作りなど気軽なものから、発酵食のプロ養成講座まで幅広く網羅。今の時期は味噌作り教室が大人気とか。青山、世田谷、自由が丘、中目黒など、都内数か所で不定期開催中。

わらじデリ
電話:080・5005・7857
http://warajideli.jimdo.com/

【03】思わず「ただいま」と口をつく"おばあちゃん家"みたいな店

右を見ても左を見ても、てきぱき働くのはおばあちゃんたち。なんとこちら、スタッフ全員が65歳以上のおばあちゃんという定食屋です。高齢者の雇用対策に加え、彼女たちが腕を振るう昔ながらの家庭的な和食で、みんなを健康にしたいというのが店の狙い。献立は日替わりで、その日に担当するおばあちゃんが愛情込めて、バランスの取れた食事を考案するそう。お客さんからの「懐かしい!」「ほっとする美味しさ」という評判に、おばあちゃんたちもヤル気満々とか。コンビニご飯とは違う手作りの味を求め、サラリーマンやOLで連日にぎわいます。
【閉店】おばあちゃんの定食屋

【O4】世界に自慢したくなる逸品ご飯が纏う、おしゃれな海苔

1枚ずつレーザーカッターで海苔を切り抜いて、伝統的な文様を描いたDesign NORI。販売するのは、茨城県の「海野海藻店」です。近年、売上げが下降気味の海藻類の未来を憂い、その美味しさや面白さをもっと広く知ってもらいたいと開発したのだと言います。その結果、2012年に「グッドデザイン賞」と「ADFEST(アジア太平洋広告祭)2012」のデザイン・ロータス部門で最高賞を受賞。海苔は、和食に慣れていない海外の人の中には「黒い紙?」とためらって食べられない人も多いようですが、今、Design NORIには世界中から問い合わせが絶えないそうです。

[問]海野海藻店
住所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町5261
電話:029-267-2433
http://uminokaisou.jp/abouts/

【05】5冊揃えば、充実の知識量 気軽に読める、醤油の本

2011年12月刊行。写真は、『醤油手帖vol.5甘く危険なスイーツ醤油編』(2013年8月刊)

煮物の味付けから、刺身の友、焼肉のタレ、カレーの隠し味まで。もしもこの世に醤油がなかったら、普段の食事の中からいくつもの楽しみが奪われてしまいます。そんな国民的調味料・醤油ともうひと回り楽しく付き合うためにご紹介したい本が『醤油手帖』。1冊ごとテーマに合った20種類の醤油を紹介するというシンプルな構成で既刊5冊、vol.1「たまごかけご飯専用醤油編」vol.2「五大醤油・五大メーカー編」、vol.3「たまごかけご飯専用醤油編 其の弐」、vol.4「魅惑の魚醤油編」、vol.5「甘く危険なスイーツ醤油編」。これは料理漫画研究家であり、醤油愛好家の杉村啓さんが醤油について綴ったブログをまとめたミニコミ誌で、小難しいことなく醤油の魅力が自然と深く味わえます。豪華なゲストによる漫画イラストページも収録。

【06】和食のために生まれ、和食に寄り添う洋酒たち

[CRAFT BEER]馨和 KAGUA
美味しい、美しい、ヘルシー。そんな和食の魅力に、今や世界中の人々が気付き始めています。そして、洋酒ともよく合うという事実にも。中でも特に、このクラフトビール、この白ワインが和食をさらに美味しく変えてくれます。


ロースト麦芽を使用した「Rouge」(ルージュ)、小麦を使った「Blanc」(ブラン)。各630円

刺身など、素材をシンプル楽しむ料理には、高知県馬路村産の香り高い柚子が香る爽やかな「ブラン」を。和歌山県有田川町産・スパイシーな山椒が生きた重厚な「ルージュ」は、煮付けなどのしっかりとした味付 けの料理に。まさに"和が馨る(かおる)"馨和KAGUAは、理想の味わいを実現するために本場・ベルギーで醸造しています。【問】Far Yeast Brewing株式会社
http://faryeast.com/

[WINE]ジェイコブス・クリーク「わ」


http://www.jacobscreek.jp/wa/

【06】「女子味噌活」から「7色納豆」まで4things

写真の彼女たちは「ミソガール」。味噌の魅力を伝えるべく、味噌仕込み教室の主宰やメディア出演などをこなすグループです。委員長・藤本智子さん(写真左端)が肌荒れに悩んでいた際、味噌と出合ったことが発足のきっかけ。今はツルツル肌の藤本さんをはじめ、健康美自慢のガールズが提案する"味噌活"にご注目下さい。
【問】ミソガール委員会
http://miso-girl.com/misogirltoha.html

【07】東京育ちの木を削って手作りするマイお箸

花粉症の元凶・スギやヒノキは、もともとは優秀な木材。日本最古と言われる箸にも使用されていたそうです。かつて多摩の山にも大量に植えられましたが、今は安い外国産材に圧されて放置林に。そんな東京の木で作るプロダクトシリーズ「KINO」の手作り箸キット、プレゼントにも素敵です。

KINOつくるキット「つくるはし」1260円(長さ22cm)。箸の素材は、スギまたはヒノキから選べる

【問】KINO TOKYO TREE PRODUCTS
http://www.kino-mono.jp/

【08】納豆嫌いの人にも愛されたい!思いが詰まった、7色の納豆

大豆、うずら豆、大福豆、青大豆、黒大豆、赤大豆、えんどう豆。味も食感も異なる全7種類の豆で作られた「カラフル納豆」。クセがなく、納豆初心者の海外の方にもおすすめです。被災地を応援するために「ネバーギブアップ納豆」を作りたいと考えた大阪のインターネット番組『710TV』のメンバーと「今までにない、納豆嫌いな人でも食べられる納豆を作りたい」と様々な挑戦を重ねてきた三重県の小杉食品が出会い、誕生しました。

Text:メトロミニッツ編集部

※こちらの記事は2014年1月20日発行『メトロミニッツ』No.135掲載された情報です。

更新: 2017年1月7日

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