一日三食が無形文化遺産に!?

|語る和食[13]|
実はよく知らない!?「和食の基本」〜栄養バランス〜

普段、何気なく使う「和食」は、日本的な料理を指すだけではなく、それにまつわる行事や季節感、地域性を含む総称。つまり、和食=伝統的な日本の食文化ということで、ユネスコの無形文化遺産に登録されたわけです。そんな和食の基本を、おさらいしてみましょう。

【栄養バランス】

世界から注目される和食の栄養バランス

米、麦、雑穀などを炊いた飯を主食として、魚介・肉類、野菜類に発酵食、さらにだしを組み合わせた和食は、栄養学的にみてもバランスをとりやすい食事。副食の主菜には、主に焼き魚などタンパク質を多く含む料理を、副菜には煮物やおひたしなどで野菜や芋類などをたくさん使い、そこに汁物が添えられるのが基本の献立。脂肪分が少なく、だしを使うため塩分も少ないなど、栄養的なバランスがとても良好。栄養バランスをはかる一つの指標でもあるPFCバランスで眺めてみると、1980年時の日本のPFCバランスは非常に理想的な配分です。が、以降、乳・乳製品や肉類の割合が増加し、外食の日常化や家庭料理の欧米化が進み、米の摂取量が激減。2011年時の日本のPFCバランスはどちらかと言うと欧米型に傾きつつあります。

1日に一度はお米を食べないと気が済まない人が減っている!!

博報堂生活総研「生活定点2012」

1日に一度はお米で炊いたご飯を食べなければ気がすまない人の割合が、実はこの20年間で減っているというデータがあります。1992(平成4)年にはその割合が71.4%だったのですが、2012(平成24)年には、なんと全体の約半分(56.4%)にまで落ち込んでいます。ご飯を食べなくても平気。そんな人が増えている!?

世界が注目 和食のPFCバランス

アメリカとフランスのPFCバランス

Text:メトロミニッツ編集部

※こちらの記事は2014年1月20日発行『メトロミニッツ』No.135掲載された情報です。

更新: 2016年12月17日

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