美味しい組み合わせの方程式
|和食とワイン[8]|
自分らしく「和食とワインのマリアージュ」を発信するブログ

「和食とワイン」とWEB検索すると上位の方に出てくるブログがあります。「和食とワインのマリアージュ」です。見てみれば、「この和食にはこのワイン!」という非常に充実したマリアージュ表が出てくるのですが…。このサイトは一体?

「和食とワインのマリアージュ」は、終始一貫「この和食にはこんなワインと合わせたら美味しかった」を発信しているブログです。明らかに個人が運営しているとわかるのですが、ここまで徹底的に調査している人ってどんな人だろう?とアプローチしてみました。「ワインと食事を合わせることを、日本ではフランス語のマリアージュという言葉を使いますが、本当に結婚と似ていると思うんです。ワインと料理を合わせると、全く新しいものが生まれるのではなく、お互いのもともとの個性を残しながら新しい絆を作るものでしょう。創作性よりも経験と忍耐と理解が必要で、私たちの夫婦生活も同じ気がします」答えてくださったのは、美月さん。なんとパリにお住まいの方でした。

旦那さまのディディエさんはフランス人で、OIV国際ワインマスターズを卒業するなどワインの専門的な知識をお持ちだそう。「きっかけは結婚する前、ディディエがニューヨークのイタリアンワイン店で働いていた頃です。その時、私が遊びに行き、ディディエの家族に梅干しをお土産に持っていきました。夕食後、彼がお店から持って帰ってきたヴィン・サントと、私が持ってきた梅干しを何気なく試してみたところこれがよく合ってビックリ。以来、いろいろ試したいと思うようになりました」美月さんは料理がお得意で、今は自宅で和食を作り、様々なワインを用意して試しているのだと言います。そしてディディエさんのワインの知識を駆使し、ブログのマリアージュ表を日記さながら更新すること、すでに5年。「時には、ワイン好きの友達を呼んでたくさん試すこともあれば、例えばテーマを『サーモン』と決め、それぞれがサーモンに合いそうなワインを持ってきて、ブラインドテイスティングをしたりしながら試すこともありますよ」。

日常の暮らしの中で和食とワインのマリアージュを上手に楽しんでいるお2人の様子に、たとえワインの知識が少なかったとしても、自由に自分なりの和食とワインのマリアージュを探しているだけで、暮らしが楽しく、ちょっと豊かになるのだと気付かされます。最後に、これまで最もヒットだった和食とワインのマリアージュを聞いてみたら、ディディエさんは「梅干しと甘口のヴィン・サント、しめ鯖とシェリー(フィノ)、豚のしょうが焼きとイタリアのネッビオーロ品種の赤ワイン」。美月さん「厚焼き玉子とヴィンテージ・シャンパン、アスパラガスの天ぷらとソーヴィニヨン・ブラン、塩おにぎりとアリゴテ」とのことでした。

ディディエ&美月さん

ブログ「和食とワインのマリアージュ」は、今まで和食とワインのペアリングに関する情報の良いサイトがない事に気付き、発信しているそうです。ぜひ一度ご覧あれ!
http://www.japanese-food-andwine.com/ja/

Text:浅井直子
Photo:平尾健太郎

※こちらの記事は2014年3月20日発行『メトロミニッツ』No.137掲載された情報です。

更新: 2016年9月23日

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