|前衛派日本酒[4]|
初心者からマニアまで!
美味しいお酒を愉しめるテーマ別厳選おすすめ店!Part01

日本酒が今すごいことになっているのはわかった。じゃあ、美味しいお酒を愉しく飲めるのはどこ? はい、これからご紹介します。まずは、ビギナーでも入りやすい雰囲気で、気軽に楽しめるお店から

日本酒デビューにイイ店1軒目:[学芸大学]学大角打

(左)木の質感を大切にした店内は日本酒の麹室がモチーフ。(右)炙り〆サバごま酢がけ750円、パクチー奴500円、いづみ橋青 純米吟醸400円(70cc)。ドライな中に米作りからこだわった山田錦の旨みがある。ピリ辛の青唐しょうゆが効いたパクチーがどっさりの冷奴、ごま酢でまろやかさをプラスした炙り〆サバが好相性

少量ずつ試してお気に入りの銘柄を発見!

武蔵小山の手打蕎麦店「ちりん」が本店の半立飲み居酒屋。なぜ「半」かというと、満席になるとカウンターの端っこが立飲みスペースになるから。男女問わず一人でふらりと訪れる人も多く、奥のテーブル席ではグループが賑わっています。10種を常備する日本酒は純米酒などの辛口を中心に集め、「料理と合わせた時に辛口でキレることが絶対条件」と店長の山本さん。ビギナー大歓迎のお店なので、70ccが350円からと少量サイズを気軽に何種類もトライできます。料理は和食がベースで、青唐辛子と麹を加えた「青唐しょうゆ」でパクチーを和えるなどひと手間に工夫が光るメニューばかり。〆には本店から届く挽きたて・打ちたての二八蕎麦をどうぞ!

店舗名:学大角打
TEL:03・5708・5145
住所:東京都目黒区鷹番2・21・9
営業時間:18:00~翌2:00(翌1:30LO)/無休

日本酒デビューにイイ店2軒目:[阿佐ヶ谷] Japan酒BAR Under the Tree

(左)モノトーンが基調の店内はワインバル風のシックな空間。(右)のんべえ3種盛り合わせ(クリームチーズ醤油漬け、自家製なめたけ、かまぼこ味噌漬け)720円、削りたて海の生ハム450円、結 純米吟醸90ml650円~。お酒の濃厚な旨みを、和洋が調和した肴が引き立てる。粒マスタードで食べる半生の鰹節は人気のメニュー

マスターの人柄も魅力のビギナー大歓迎店

「昔無茶な飲み方をして日本酒が嫌いになった」と話すのはマスターの木下さん。改めて知った日本酒の旨さに惚れ込み、おやじくさいなどの間違った認識を変えて、初心者が日本酒の魅力を知る土台を作りたいと今年3月に出店。20種程度ある中から10数種を掲げたメニューに1~10までの<ビギナーお薦め度>を明記したり、好みで3種を選べる「利き酒セット」1,200円が楽しめるのもビギナー専門店ならでは。一方、料理は純和風から昆布で締めたローストビーフなどの技アリな和洋折衷まで、お酒が心地よく進む品々が揃います。コミュニケーションを大切にする木下さんの人柄とモダンな空間も手伝い、ビギナーを卒業しても通いたくなる一軒です。

店舗名:Japan酒BAR?Under the?Tree
TEL:03・5356・6155
住所:東京都杉並区阿佐谷北2・2・7 喜楽ビル1F
営業時間:18:00~24:00、金・土19:00~翌2:00/月曜定休

日本酒デビューにイイ店3軒目:[渋谷]日本酒バル Chintara

(左)床や壁、テーブルを木で統一した店内は枡がイメージ。デザイン会社も営むオーナーのセンスが光る。(右)フォアグラの西京味噌漬け980円、能登の刺身三点盛り(この日はイナダ、スズキ、メバル)700円、閃純米生原酒グラス550円~。フォアグラは西京味噌と驚くほど好相性の一品で、「閃」の柑橘系の香りと上品な甘さに合う

ワイングラスで“香り”を味わう和バル

渋谷の百軒店エリアで異彩を放つスタイリッシュな日本酒バルは、この4月オープン。日本酒をワインのように料理を引き立てる優れた食中酒と捉え、オーナーの出身地である能登の食材や調味料を取り入れた創作和食とともに提供しています。日本酒は超辛口から濃醇系まで全国から選りすぐった約50種を常備し、ワイングラスで香りとともに愉しむのがこの店のスタイル。能登直送の新鮮な魚介や珍味に加え、カルパッチョのソースに魚?を使うなど、洋風でも地元の調味料をアクセントにした料理の完成度も秀逸です。通りに面した開放的な造りは一人でも入りやすく、日本酒ビギナーも白ワイン感覚で料理とのマリアージュを堪能できること請け合いです。

店舗名:日本酒バル Chintara
TEL:03・6427・8183
住所:東京都渋谷区道玄坂2・19・3
営業時間:17:00~24:00、金・祝前日~翌4:00/日・祝定休

日本酒デビューにイイ店4軒目:[表参道]ご当地キッチン+SAKE えまるしぇ

(左)客層は30~40代の男女が多く、グループからカウンターで一人使いも。(右)鶏の塩焼き880円、いぶりがっことクリームチーズ600円、金戎 無濾過生原酒グラス550円~。地鶏は時期によって産地が変わり、9月は熊野地鶏を使用。金戎はどっしりしながらフルーティな味わいで肉料理やクリームチーズと抜群の相性

東京にいながら食と地酒の日本旅行を愉しむ

全国を取材してテレビや雑誌でご当地グルメを紹介していた会社が「県外には知られていない日本各地の美味しい名産品をもっと世に広めたい」と誕生させたのがこちら。グランドメニューに全国の郷土料理や日本酒が並ぶほか、9月は三重県、10月は富山・岐阜県、と月替わりで各県のご当地フェアを実施。メニューにその土地の食材を使ったオリジナル料理や郷土料理が20種、地酒10種が加わります。ビギナーにも飲みやすいラインナップの日本酒はグラス400円からとリーズナブルで、「三種呑みくらべ」900円も人気。今回、10月20日までに予約時「メトロミニッツを見た」と言うと、スタッフ一押しの日本酒三種呑み比べセットを全員分プレゼントしてくれます!

店舗名:ご当地キッチン+SAKE えまるしぇ
TEL:03・6804・2702
住所:東京都港区南青山3・18・19 フェスタ表参道5F
営業時間:11:30~15:00/18:00~23:30(23:00LO)/日定休(連休は最終日に振替)

Text:松本典子
Photo:加藤純平、今井広一、岡本淑

※こちらの記事は2013年9月20日発行『メトロミニッツ』No.131に掲載された情報です。

更新: 2016年10月17日

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