#10 この頃の肉料理

またぎ
赤身とホルモン焼 のんき

“かたまり”の魅力を知り尽くした東京のレストラン案内

西麻布/ジビエ料理
またぎ

鴨焼 1羽18,360円(要予約)。「鉄分の多い鴨には、赤ワインがよく合うよ」と大島さん。豊富に用意された赤ワインと合わせるのも◎

甘みと旨みがぎゅっと詰まった鴨焼に感動

「うちの鴨を食ったら他のもの、食えなくなるよ!」と笑うのは、葉山で15年、この地に移転して10年も愛される「またぎ」の店主・大島衞さん。板前でありながら自らも50年以上も狩猟を行う人です。鴨は血もおいしいと言う、新潟や千葉で網獲りされた青首鴨を採用。予約が入ってから羽をむしり、大島さんやお弟子さんの手によってさばかれます。ササミは刺身で。そして胸肉やモモ肉、レバー、ハツは目の前の囲炉裏で陶板を使ってグリル。身の中に脂の甘みを感じられる美しいロゼ色の胸肉、プリプリ食感と濃厚な味わいを楽しめるモモ肉など、ひと口ごとにめくるめく感動が押し寄せます。「素材がいいから、何したってうまいんだよ」と謙虚に話す大島さんですが、その目で選び抜いた素材からも、絶妙な火入れ具合からもわかるように、長年の狩猟と調理で培った正しい知識と手腕が確かにこの1品に生きているのです。

またぎ

☎03・3796・3388
東京都港区西麻布3・1・15 RFビル1F
18:00~23:00(21:30最終入店、22:00LO)
日祝定休

曙橋/焼肉
赤身とホルモン焼 のんき

赤身塊肉3,132円。日によって産地と部位が変わる。この日は鹿児島県産のイチボ(写真)とランプ

激戦区の中でも光る、豪華なコラボ店

名店ひしめく四谷三丁目で、もつ焼きと言えば真っ先に名前が挙がる名店「もつ焼 のんき」。その目と鼻の先に同店が昨年オープンさせたのが「赤身とホルモン焼 のんき」です。実はこの店、吉祥寺の名峰と親しまれる「肉山」、そして「ホルモン酒場 焼酎家 わ」とのコラボ店。とにかく、うまい赤身肉と新鮮なホルモンが食べられると話題なのです。お目当ての赤身塊肉は、全国から厳選した黒毛和牛を使用。仕入れ、肉の処理、焼き加減……etc. 肉のなんたるかを「肉山」と「わ」でみっちり叩き込まれたスタッフが、カウンター席の目の前で丁寧に焼き上げます。網の上で踊るようにコロコロと、全方位からまんべんなく火を入れられた肉は、外は香ばしく、中はうっとりするほど柔らかい。ご覧の通り完璧な仕上がり。店長の忍足さんも「足を運んでいただければ、必ず満足させます!」と自信を覗かせます。

赤身とホルモン焼 のんき

☎03・6457・7716
東京都新宿区舟町12 ミルボレー四谷1F
18:00~翌2:00LO、土日祝16:00~23:00LO
不定休

※こちらの記事は
2018年12月20日発行『メトロミニッツ』No.182に掲載された情報です。

更新: 2018年4月21日

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