豊食の時代を振り返る
|Tokyo Food Journal[5]|
人々の心に広がり始めているつながって暮らすというスタイル

隣近所も含め、見知らぬ人ばかり…。そんな街でも何の不便もなく暮らせるのが東京。しかし、最近、人や街とつながりながら暮らす毎日の方が豊かだと感じる人が増え、その拠点となるような場所も生まれつつある。そして、そんな場所には大概、魅力的な「食」が存在している。

人と地域をつなげる、街のプラットフォーム

代々木上原/ライフスタイル提案型複合施設
NODE UEHARA

「ベビーカーとともにランチできる広い店が少ない」「ちょっとしたギフトを買える店があったら」「会社帰りに1人でも気軽に立ち寄れる場所がほしい」。街から聞こえてきたそんな声に1つずつ応え、様々な人に集まってきてほしいとの思いで代々木上原の駅前に誕生した「ノードウエハラ」。1階はカフェバー&グローサリー、地下1階はレストラン、上階には住居とオフィスが入居した複合施設です。まずグローサリーには「ランドスケーププロダクツ」が厳選した、贈り物にも最適な商品が揃っています。また、季節感あるデリも持ち帰れ、大人数で囲めるテーブルをゆったりと配したレストランではオープンキッチンで焼き上げる炭火焼き料理が充実。さらに、毎月第1・3水曜に開催されている青果店「坂の途中Soilヨヨギgarage」による野菜のマルシェの他、定期的に様々なイベントも行っています。そして、最も注目すべきは「TraintoTable」という言葉の下、小田急沿線を中心とした生産者や作り手の「食」を扱っていること。例えば、レストランの食材には、藤沢のみやじ豚などが使われていたり、グロッサリーでは、小田原の「スズアコーヒー」、秦野「かまか商店」のピーナッツパウダー、世田谷の無農薬ブルーベリー園「宍戸園」が養蜂しているハチミツなどを販売していたり…。ノードウエハラのコンセプトは「食とつながりのある暮らし」。人と人をつなげる美味しい時間、生産者や作り手、そしてその先にある物語とつながっている美味しい料理を届けてくれます。

上の写真はいずれも1Fカフェのメニュー。写真右はさつまいもとブルーチーズのケッサティーヤ800円で、トルティーヤ生地をピザ風に使用したメニュー。左はブレックファストブリトー650円。ソーセージ・ベーコンのいずれかを選べ、他にはベイクドエッグ、ほうれん草、チーズなどの朝食らしい具材が詰まっている(ケチャップ味)。ドリップコーヒー400円は、小田原「スズアコーヒー」のオリジナルブレンドを使用

1Fの入口を入ればすぐにあるのが、調味料からキッチンツールまで、種類はそれほど多くないながらも厳選感あるグローサリー。右の写真は、再生可能な天然素材“竹”を使用した食器「BIOBU」。地中に埋めれば、やがて土に還るという

NODO UEHARAノードウエハラ

住所:
東京都渋谷区西原3-11-8
TEL:
03・3466・0497
営業時間:
【1FCafe,Bar&DeliGrocery&Gifts】8:00~23:00(金・土・祝前日~翌2:00)【B1FGrill&Dining】18:00~23:00(土・日・祝11:00~15:00、18:00~23:00)無休
URL:
http://welcometonode.jp/uehara/

Text:野中ゆみ
Photo:近藤信也

※こちらの記事は2016年12月20日発行『メトロミニッツ』No.158掲載された情報です。

更新: 2016年10月19日

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