豊食の時代を振り返る
|Tokyo Food Journal[4]|
ビールの時代を少し変えた「つくり手が見える、手仕事」

近年、人気が高まる「クラフトビール」に、2015年は大手ビールメーカーも続々と参入。つまり、職人たちがつくるというスタイルが増え、新しい味わいのビールと出合う機会が拡大したのだ。もしや、今、ビールの世界も「サードウェーブ」の時代、真っ只中だったりするのかもしれない。

ワクワクを満載にした店内で進化していく、クラフトビール専門のオールデイダイニング

代官山/クラフトビール専門店SPRING VALLEY BREWERY TOKYO

大手ビールメーカーによる「クラフトビール」が話題になった今年。中でもキリンビールが手がけたのは、醸造家(つくり手)が見えるビールで、“つくり手”と“飲み手”が交流することで常に進化していくという新ブランド「スプリングバレーブルワリー」です。その情報発信の場とも言えるお店が、この4月、代官山にオープンした「スプリングバレーブルワリー東京」。店内には醸造スペースがあり、造りたてのビールを楽しめるスタイルが話題となりました。ビールは定番6種類の他、季節限定や特別醸造のものも常に約5種類以上が楽しめます。その味わいは“いつものビール”とは少し違い、苦み・酸味・甘味が究極のバランスで飲みやすさが共存したフラッグシップビール「496」を初め、大麦+小麦を使用したもの、ゆずや山椒を使ったものなど個性的なビールが揃っています。さらに、それぞれ醸造家の名前がわかるのが画期的で、つくり手さんにファンレターを書くのも良いですが、「こんなビールが飲みたい」などの要望を伝えることもできる(コースターの裏側がお店へのメッセージカードになっています)。もしかしたら次に訪れた時、自分の要望がアイデアとなって新たなビールが生まれていることもあり得るわけです。また、店内のバーカウンターには超高機能サーバーが設置され、ホップやスパイスで香りや風味をカスタマイズしたオリジナルビールをつくれるというのも実に楽しい。このスプリングバレーのコンセプトは「ビールのワクワクする未来」をつくることだと言いますが、このワクワク感、これからもますます楽しみなこと、間違いありません。

1.手前の小さなグラスは、定番ビールを少しずつ飲み比べられる「ビアライト」1,300円2.右手のタンクで実際にビールが造られている3.ビールは「JAZZBERRY」と「496」。定番はすべてレギュラー780円。フードも本格的で、ビールに合うよう作られている。「ケールサラダ」1,400円、「SVB特製シャルキュトリの盛り合わせ5種盛り」1,800円

SPRING VALLEY BREWERY TOKYOスプリングバレーブルワリートーキョー

住所:
東京都渋谷区代官山13・1ログロード代官山内
TEL:
03・6416・4975
営業時間:
8:00~24:00(22:30LO)、日・祝~22:00(21:00LO)無休
URL:
http://www.springvalleybrewery.jp/

Text:河島まりあ
Photo:井上美野

※こちらの記事は2016年12月20日発行『メトロミニッツ』No.158掲載された情報です。

更新: 2016年10月12日

この記事が気に入ったら
「シェア」しよう

最後までお読みいただき、ありがとうございます

pagetop