WHISKY DAISKY ! #11

日本における
ウイスキーとバーの年表

Text 浅井直子

日本におけるウイスキー文化の歴史を、年表にまとめてみました。

江戸から大正

1853(嘉永6)年
ペリーが浦賀に来航。日本に初めてウイスキーが伝えられる


1858(安政5)年
日米修好通商条約締結。横浜や長崎など外国人居留地にウイスキーが輸入されるように


1860(万延1)年
「横浜ホテル」開業。そのプールバーが日本初のバーと言われる


1870(明治3)年
「横浜グランドホテル」開業。このホテルのバーから日本最初のカクテル「バンブー」が誕生


1871(明治4)年
横浜山下町のカルノー商会が「猫印ウヰスキー」を輸入。日本人向けに輸入された最初のウイスキー


1910(明治43)年
銀座「カフェ・プランタン」オープン。日本人の客を対象としたバーの誕生。〝銀座カフェ文化〞と呼ばれ、バー文化の黎明期


1918(大正7)年
本格的なウイスキーを学ぶため、竹鶴政孝がスコットランド留学


1923(大正12)年
日本初のモルト・ウイスキー蒸溜所「サントリー山崎蒸溜所」の建設が鳥井信治郎により着手される

昭和

1929(昭和4)年
国産本格ウイスキー第1号の「サントリー」(通称「白札」)発売


1934(昭和9)年
大日本果汁株式会社設立(現在のニッカウヰスキー)。2年後には、日本で2つ目のウイスキー蒸溜所「余市蒸溜所」が北海道に完成


1949(昭和24)年
戦後、自由販売開始。バー営業再開。「洋酒元年」と言われる


1950(昭和25)年
大衆向けの酒場「トリスバー」誕生。ハイボールブームが起きる


1960年代
マンモス・バーやコンパが誕生


1970年代
スナックやカラオケ・バーが流行。ウイスキーのボトルキープの全盛期。また、冷蔵庫の普及に伴い、一般家庭でも氷を作れるようになり、ハイボールから、水割りやオン・ザ・ロックへと飲み方が変化


1971(昭和46)年
バーボンウイスキー、スコッチウイスキーの輸入自由化により洋酒ブームが起こる


1972(昭和47)年
キリン・シーグラム社設立。(現在のキリン ディスティラリー)。翌年「富士御殿場蒸溜所」完成


1980年代(昭和55
バーでありながらも軽食が食べられるお洒落なカフェ・バーが誕生


1983(昭和58)年
ウイスキーの消費量ピークに。ウイスキーの価格引き上げ、ウイスキー冬の時代へ突入

平成

2000(平成12)年
ジャパニーズウイスキーが海外のコンテストで数々の賞を受賞


2007(平成19)年
ベンチャー・ウイスキーの「イチローズモルト」が「ワールド・ウイスキー・アワード」で入賞


2009(平成21)年
ハイボールブーム再来。ウイスキー消費量が右肩上がりに転じる


2014(平成26)年
NHK連続テレビ小説「マッサン」放映。ジャパニーズウイスキー人気が加速


 

※こちらの記事は2017年6月20日発行『メトロミニッツ』No.176に掲載された情報です。

更新: 2017年11月14日

この記事が気に入ったら
「シェア」しよう

最後までお読みいただき、ありがとうございます

pagetop