いま・ここにある「食」の話 #16

これからの家庭料理を
味わい、考える店へ③
三軒茶屋「TABLO」

Photo 野呂美帆 Text 河島まりあ

「海外の家庭料理は、例えばフランスならフランス料理が出てきます。でも日本の食卓には、カレーも、スパゲッティも、麻婆豆腐だって出てくる。これは世界的に珍しいことです」元麻布「かんだ」の主人、神田裕行さんもそう仰るほど、多様な日本の家庭料理。
様々な食文化を取り入れて進化してきた日本の家庭料理は、これからどうなっていくのでしょう? こちらのお店で愛情のこもった料理を食べながら、考えてみませんか?

柔軟に家庭料理を受け止めた これからの食卓の道標的お店

写真は山形の在来種・さわのはなを使っている鯛茶漬け583円。奥は、さっぱり鯖の南蛮漬け529円とスティックアジフライ853円

「みんなの思い描く家庭料理を、こだわりの食材を使い、プロの手を加えることでよりおいしく食べてもらいたい」と、今年の4月にオープンした「TABLO(エスペラント語で食卓の意味)」の店長・畑本慎司さん。アジフライや南蛮漬け、おにぎりなどの誰もが食べたことのある料理が揃います。そして、それらはすべてリーズナブルだから、お財布を気にすることなくお腹いっぱいになれるのも魅力。さらに、シンプルで落ち着く雰囲気も相まって、まさに“ 家庭とレストランの中間”のよう。

「家庭料理は多様化しています。コンビニがそうだという人もいるかもしれませんが、もっと体に良いものであってほしい。そのためにも、“TABLO系”というカテゴリーを三軒茶屋で確立したいですね」と畑本さん。TABLO系が当たり前になる、未来の食卓も面白そうです。

左/「ご飯のおかずとして、お酒のアテとしてなど自由に楽しんで」と畑本さん 右/お酒の種類は一通り、中でも厳選したものだけ

畑本さんの考える家庭料理とは…

家族で作った餃子のような思い出があるもの

TABLO
ターブロ

TEL 03-6874-1825
東京都世田谷区三軒茶屋1・40・5 1F
火~土12:00~14:00、18:00~24:00、日・祝12:00~14:00、18:00~23:00 月定休

※こちらの記事は2017年7月20日発行『メトロミニッツ』No.177に掲載された情報です。

更新: 2017年10月14日

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