TOKYO BEERNISTA 2017

東京ビールの店 ガイド 2017

ビール×ピザ
「NIHONBASHI BREWERY」
日本橋

Text:唐澤理恵 Photo:よねくらりょう

ビールと料理を組み合わせて愉しもう。個性豊かなビールがあり、それにぴたっとはまる料理がある。そんな口福の時間を過ごせる注目店をご紹介します。ビアニスタの皆さま、ぜひご体験を!

ビール×ピザ「NIHONBASHI BREWERY」日本橋

ぶらっと立ち寄り、ぐびぐび楽しむ!
あえて“下町のビール酒場”と呼びたい新店


店内に満ちるグッドバイブスが、写真から伝わりますでしょうか。こちらは昨年11月にオープンした「日本橋ブルワリー」。13タップから注ぎたてのクラフトビールと、無農薬・低農薬野菜をたっぷり使った美味しい料理を提供する店です。多くのビール好きがここを目指す理由は、数々の受賞歴を誇るアメリカ・ポートランドの「ホップワークス アーバン ブルワリー(HUB)」のオーガニックビールが飲めること。そして、HUB醸造長のトレヴァー・ベイスさん監修のオリジナルビール、その名も「日本橋IPA」が飲めること。まずはこの「日本橋IPA」から乾杯というのが、ここでの定番です。とは言え、国産クラフトビールの雄が名を連ねるメニューを前にしたら、色々試してみたくなるのは必至。しかしご安心を、こちらでは約220mlの小さめグラスが一律380円(!)で用意されているゆえ、あれこれ飲み比べつつの全種類制覇も夢ではありません。おしゃれな雰囲気はもちろん、つまんで飲んで、お会計安っ! な居酒屋的使い勝手も備える、クラフトビール界においては稀有な、そして何よりありがたい存在と言えましょう。そうした店作りの原点もHUBにあると話すのは、ベイスさんのもとで学んだ代表の黒瀬実寿希さん。「HUBは、素晴らしいビールを作るだけでなく、収益度外視でイベントをやるなど、地元の人にすごく愛されているんです。ビールが飲めないのに店に遊びにくる人もいて、いいなあと思って」。“クラフトビール=高い”というイメージを払拭し、ふらっと日常的に立ち寄れる場所に。そうしてできたこの店が、既に大人気なのは至極当然! さて、店名に「ブルワリー」と付くだけあり、自家醸造を絶賛準備中のこちら。が、「リリースは来年になりそう」と黒瀬さん。聞けば「日本橋IPA」の好評ぶりに、醸造スペースを予定より拡張し、生産量を増やすからなんだとか。いやが上にも高まる期待。その時を楽しみに待ちつつ、さて、今日も1杯といきますか!

代表の黒瀬さん(左)と店長の下田和幸さん。下田さんが手掛ける和の食材を取り入れた料理は、 ビールがぐいぐい進む美味しさ。小ぶりのおつまみもあり、1人客にも好評。ビールは3サイズ。一律でM380円、L580円、LL880円と、都内屈指のリーズナブルさを誇る。新鮮な野菜を使った料理も美味しく、平日・週末ともに通し営業と、いいことづくめ!

「ニホンバシ ブルワリー」
Tel 03・6231・0226
東京都中央区日本橋富沢町10・13 &WORK NIHONBASHI 1F
11:30~23:00 不定休
ビールは約12種類(全てタップ)。主な取り扱いは、委託醸造のオリジナルビールの他、ホップワークス、ベアード・ブルーイング、京都醸造など。

[BEER PROFILE]

日本橋IPA(Mサイズ約220ml 380円)

生産地:日本( 島根)
ブルワリー:石見麦酒
※ホップワークス アーバン ブルワリー(HUB)監修のオリジナルレシピを委託醸造
スタイル:IPA
アルコール度数:6.5%
HUB醸造長のベイスさん曰く「日本人はラガーが好きでしょ?」ということで、IPAながら苦みを抑えた、華やかで飲みやすいスタンダードなビールに。

Menu
アメリカ製の巨大ピザ窯で焼き上げる、名物のオクラと大葉の ジェノベーゼ1,180円。バジルと同じシソ科のハーブである大葉を 使い、ほんのり和テイストに仕上げた1品。大葉の爽やかな香り が、日本橋IPA380円の柑橘系の香りを引き立て、より広がりと奥 行きを感じるフレーバーが楽しめる。もっちりとしたクラストは食べ 応えも十分。焼きたてを頬張り、ピザ&ビールの王道コンビぶりを 再確認すべし!

※こちらの記事は、
2017年3月20日発行『メトロミニッツ』No.173に掲載された情報です。

更新: 2017年3月20日

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