名店の主義と感性が交差する
血統の一皿 #16

EPISODE 15:名店から生まれたセカンドライン

ギョウザバー コム ア パリ
−渋谷−
鳴神正量さん

日本を代表する名料理人、名店。料理やサービス、店づくりに対する想いを受け継ぎながら、自らの“色”を打ち 出している。そんな名店のセカンドラインを、元となるお 店(1st)の主義と感性をお伝えしつつご紹介。

15「ギョーザバー コム ア パリ」餃子ビストロ/渋谷

フレンチシェフが手がける餃子とワインの店がオープン。オーソドックスな肉ギョウザのほかにパクチーギョウザや水餃子をアレンジしたオニオンスープグラタンギョウザなど、ここでしか味わえないメニューが揃います。餃子とシャンパンのマリアージュは、まさに新感覚。ヴァンナチュールも充実しています。

餃子とワインで気軽に楽しむ “進化型”ビストロに注目!

プロデューサー 鳴神正量さん/都内のフレンチで修業後、渡仏。ロアンヌ の『メゾン・ド・トロワグロ』やリヨンの『レ オン・ド・リヨン』など名だたる星付き店で 腕を磨き、帰国後に独立。現在は青山に 自身の店『鳴神』を構える

特別な日だけではなく、日常的にシャンパーニュを楽しむ人が増えています。和食店や焼肉店など、フレンチ以外のレストランでもその人気が定着していますが、場の雰囲気や気分が華やぐのはもちろん、さまざまな料理との“美味しいマリアージュ”に出合えるのも、シャンパーニュの醍醐味。最近、餃子とシャンパーニュという意外な組み合わせで、注目を集めているのが「GYOZA BAR Comme a Paris」です。店を手がけたのは、和とフレンチの融合をテーマにした青山のレストラン「鳴神」のオーナーシェフ、鳴神正量さん。「GYOZA BAR」のメニューには、シェフが考案したシャンパーニュに合う餃子が並びます。餡のバランスにこだわったという肉や野菜の餃子のほかに、パクチーギョウザやオニオンスープグラタンギョウザといった変わり種もオンメニュー。「王道のビストロではなく東京らしい遊び心がある店を」と考えていたとき、パリの2ツ星レストラン「Passge53」の佐藤伸一シェフがプロデュースする“餃子とシャンパーニュの店”を訪れ「これだ! と思った」と、鳴神さん。「肉餃子を“パテ的”な感覚で女性が楽しそうに食べている姿は印象的でしたね」。試行錯誤を繰り返したという餃子は、にんにくでパンチを出すよりもソースで味の変化を楽しませるように工夫。シャンパーニュだけではなく、ナチュラルワインのラインアップが充実しているのも嬉しいかぎり。アペリティフ使いはもちろん、深夜の〆餃子も気軽に楽しめるおすすめの一軒です。

肉シュウマイトリュフソース680円(3P)。食べごたえあるシュウマイに芳醇なソースがマッチ

オニオンスープグラタンギョウザ920円(餃子3P入り)。オリジナリティあふれるメニュー。熱々スープと餃子で2度美味 しい!? )肉ギョウザ550 円(5P)。ソースは、トマト&ジンジャー&ガーリック、ハーブ&ミソ、黒ラー油の3種。

1ST 鳴神

和とフレンチを融合させた“フレンチジャポネーゼ”がテーマ。カウンター10席の空間で紡ぎだされる美味は、鳴神シェフの真心がこもった“お見立て”によるもの。日本の旬の食材を盛りこんだディナーコースは1万800円から。〆に登場する土鍋ご飯に、心もお腹もほっこりと満たされます。

鳴神
03・6447・4866
東京都港区南青山3-4-6 AOYAMA346ビル102
12:00~14:00、18:00~22:00 
不定休

GYOZA BAR Comme a Parisギョウザバーコムアパリ

GYOZA BAR Comme a Paris

住所:
東京都渋谷区渋谷2-2-4
青山アルコーブ205
TEL:
03・6427・6116
営業時間:
17:00~翌1:00LO
定休日:
日曜日

Photo 菊池陽一郎 Text小寺慶子

※こちらの記事は2016年1月20日発行『メトロミニッツ』No.159に掲載された情報です。

更新: 2017年2月20日

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