東京のグルメシーンをリードする

|異彩のビストロ[22]|
[Wine&Grill 9]四谷三丁目

素材の力強さを生かした料理とワインのマリアージュ

個性的な飲食店が小路に立ち並ぶ四谷荒木町のビル2階。フレンチ料理人として10年以上のキャリアをもつ六反園淳さんが2015年3月に開店したビストロです。ワインと楽しむ料理は、野生の肉や鎌倉の露地野菜など素材の力強さを引き出す調理法が秀逸。とりわけ鎌倉野菜にはこだわりがあり、「味わいが濃厚で、個性的な食感。この時期の葉物は大ぶりのまま炭火で焼き、苦味を生かしたひと皿にします」とシェフ。フランス産小鳩は血抜きせずにグリルするなど、野趣溢れる肉料理も評判。ワインはブルゴーニュ産を中心に取り揃え、お客同士の嗜好が一致すれば、ボトルの分け合いもOK。カウンターをはさんだシェフとの交歓も心地良く、小さなビストロに満ちた食とワインの宇宙に浸ることができます。

BRILLIANT!!

NO.1 炭火で焼く肉は野趣溢れる盛り付けに
NO.2 最大限引き出された鎌倉野菜の深い味わい
NO.3 野生の肉の扱いは屋久島の猟師直伝

フランス産小鳩の炭火焼の鎌倉野菜添え2,480円は、「どの部位を食べているかわかるように」手羽、ももなどの形をわかりやすく配置。生の黒コショウをぱらりと振り、はちみつと赤ワインの濃厚なソースでいただきます

シェフは屋久島で猟師をする伯父の教えも受け、肉の扱いや料理法に精通。内臓入りのまま仕入れる小鳩は最も美味しい状態を見極めて、ジビエはぶどうの葉で包んで熟成させるなど最適な状態にしたものを提供してくれます

週に1~2回自ら足を運んで仕入れる鎌倉野菜は、炭火焼きや浅漬けなど野菜の持ち味を生かして調理。苦味のある葉物を温かいヴィネグレットで1,720円は、干しエビのソースと焦がしバターが野菜の苦味を引き立てます

Wine&Grill 9ワインアンドグリル ナイン

Wine&Grill 9

住所:
東京都新宿区荒木町9・1 ウィンド荒木町2F
TEL:
03・6273・2302
営業時間:
18:00~翌1:00 不定休
URL:
http://www.wineandgrill9.com

Photo:片山久子 Text:7Q7(土倉朋子、味原みずほ)

※こちらの記事は2015年8月20日発行『メトロミニッツ』No.154に掲載された情報です。

更新: 2017年3月12日

この記事が気に入ったら
「シェア」しよう

最後までお読みいただき、ありがとうございます

pagetop