家でも楽しめる小さな話題

美味しい南イタリア7つのトピックス

ここでご紹介したいのは南イタリアから日本へやってきて美味しい時間を届けてくれるモノやコト。家でも気軽に楽しめたり暮らしに生かせる話題を集めました。

01|マフィアのボスも愛した伝統菓子「カンノーロ」

Photo 今井広一

映画『ゴッドファーザー』で「銃は置いていけ。カンノーリは持ってきてくれ(Leave the gun. Take the cannoli.)」など、劇中の重要な場面によく出てくる名前「カンノーロ(カンノーリは複数形)」はシチリア発祥の伝統菓子。元々は謝肉祭を祝って作られるハレの日のお菓子でした。今ではNYのリトル・イタリーを中心に海外でもポピュラーに。最近は東京でも買えるお店が増えてきました。

カンノーロ 540円/パスティッチェリア ISOO

幼少期をローマで過ごしたパテシィエ磯尾氏によるイタリア菓子店。皮の部分をサクサクに保つためチョコでコーティングし、中にはオレンジコンフィとチョコチップ入りのリコッタクリームがたっぷり!
電話:03・3403・6711
住所:東京都港区六本木7・21・8・101
営業時間:11:00~20:00 日・月定休

カンノーロ 630円/アントニオ アトレ四ツ谷店

創業70年の老舗イタリアンレストランによるカフェ。常時様々なドルチェが楽しめるこちらの店のカンノーロは、シナモン風味のコルネにカスタードクリームが入った逸品。こだわりのコーヒーと一緒にぜひ。
電話:03・5379・0388
住所:東京都新宿区四谷1・5・25 アトレ四谷2F
営業時間:10:00~22:00(21:30LO)無休

02|“マンマの味”の先生アドリアーナ・ヴァッローネさん

1997年、ナポリ近郊の町・プレセンツァーノから来日した、アドリアーナ・ヴァッローネさん。以来、イタリア家庭料理研究家として大学講師、TV出演など広く活躍しています。また、実家の暮らしぶりと郷土の食文化を綴った『南イタリア スローフードな食卓より』などの著書がとても面白い。そして、料理教室もおすすめです。「レシピはマンマのものを中心に、親戚のおばさんたちや近所の人たちなど、イタリアにいる現役の主婦たちの味をそのまま」という、南イタリアを中心としたイタリア家庭料理の教室「La mia Italia」を主宰しています。

南イタリア 季節のレシピ

イタリアの家庭料理教室
La mia Italia(ラ・ミア・イタリア)
教室は「永福町校」または「渋谷スタジオ」。毎回料理2品とデザート1品を作ります。1年間で1STEPずつレベルがアップ(12回/全9STEP)、1STEPの中でも3ヶ月ごとに春夏秋冬とコースが切り替わります。授業料は1コース3回20,000円、2回14,000円(入会金別10,000円、体験レッスン1回4,000円)/03・6304・7473(9:00~18:00)http://lamiaitalia.jp/

アドリアーナさんの著書。前菜、パスタ、メイン、野菜、ドルチェのレシピを紹介している。東京書籍・刊、1,620円

03|大きなレモンで作るお酒甘く香るリモンチェッロ

リモンチェッロは、その発祥の地・カプリ島、ソレント半島(いずれもカンパーニャ州)で育つレモンを使って作られたリキュールで、地元ではマンマの味。その地方のレモンはと言えば通常の3倍の巨大さを誇り、温暖な気候、潮風が吹きぬける高台など、この風土なればこその存在です。カプリ島のカプリピゥ社のリモンチェッロは400年以上受け継いできたレシピで作られており、職人たちの手描きボトルが可愛い。WEBサイト「Limone Limone」で購入可能です。

Limone Limone(リモーネ リモーネ)
リモンチェッロはボトルの種類が多数あり、1,512円(40ml)~。他にレモン関連の食材、雑貨も販売。マグネット(918円)。陶器ショットグラス(1,296円)http://www.limonelimone.com/

04|ここでしか買えないもの多数高品質なイタリア食材専門店

2001年からWEB通販でこだわりのイタリア食材を販売していた「ベリッシモ」が昨年田園調布にショップをオープン。商品はオーナーの清水さんが10年以上かけて毎年現地を訪れ、生産者と深い関係を築いてきたからこそ仕入れることができたものばかり。ゆえに日本ではここでしか買えないものも多く、ラインアップが秀逸です。シチリア島「カフェ・シチリア」の天才職人と言われるコラード・アッセンツァ氏が作る伝統菓子「トローネ」や、カラブリアのレモンオイルなど南イタリアの食品も実力派揃い。

Photo 今井広一

写真左からプーリア州:フェッラーラ家の生食用完熟ホールトマト 378円、シチリア州:EXVオリーブオイル「Segreto Mediterranco」4,320円、シチリア州:パキーノ・トマトソース 972円、カラブリア州:レモンオイル・コンディショナー 2,592円、シチリア州:EXVオリーブオイル「PRIMO D.O.P.」2,376円、「PRIMO BIO」2,376円、シチリア州:トローネ 3,456円

ベリッシモ
03-3722-2522
東京都大田区田園調布2-49-3 1F
11:00~19:00 日・祝定休
通販はこちら http://www.bellissimo.jp/

05|飲めば元気をもらえるシチリア生まれのハーブ酒

ワイン、ウイスキーなどの蒸留酒に果実、香草、花などの香味成分を加えたのが「リキュール」。中でも、ヨーロッパでは定番のハーブ(薬草)系リキュールは、嗜好品というより薬として親しまれてきたものです。健康的なハーブをたくさん育てる南イタリアもしかりで、ここでは独特なリキュールを多数輩出してきたシチリアの2本をご紹介します。

チナール
アーティチョークと13種類のハーブを使用した、ワインベースのほろ苦いリキュール。世界的に飲まれており、中でもコーラで割った「チナ・コーラ」の人気が高い
2,376円(700ml)

サントリーお客様相談センター
0120・139・310

アヴェルナ・アマーロ・シチリアーノ
野生リンドウの根が主体の薬酒で、「甘すぎず、苦すぎず」の飲みやすさ。発売開始は1868年、かつてはサン・スピリート修道院秘伝の調合で造られた秘酒だった
3,400円(700ml)、6,000円(1,500ml)

日欧商事
0120-200105
http://www.jetlc.co.jp/

06|作り手たちの思い、土地の恵みが生きたお茶

スペッキアソル社直営のヨーロッパ最大規模の有機農園。所在はイタリア随一の農業王国、プーリア州です。ここで完全無農薬・無科学肥料で栽培されたハーブを最も香りが良く、それぞれの効能が最も高い時期を見極め、収穫して作られた極上のハーブティーがこれ。エスプレッソマシンで淹れるとさらに香りが深まるそうです。

購入は、ナッシュ・オンラインストア
http://nash.shop-pro.jp
写真はミントティー、ルイボスティー。
全6フレーバーで、カフェポッドタイプ(各1,944円)、ティーバッグタイプ(各1,296円)がある

07|長い形のトマト、鹿児島とナポリを繋ぐ

ナポリ湾を臨むベスビオ火山、錦江湾に浮かぶ桜島、これらの風景が似ていることから交流が始まったナポリ市と鹿児島市。2015年、姉妹都市となって55周年を迎えます。そこで、もっと市民レベルまで親交を深めたいと2012年に立ち上がったのが「さつまルツァーノプロジェクト」です。鹿児島でイタリアのトマト・サンマルツァーノの栽培が始まりました。気候や土壌の違いから収穫量は振るいませんが、本場の味を再現。活動は記念すべき来年に向け、これからさらに盛り上がっていきます。

トマトでつくった炭酸水
収穫期の夏以降にはトマトの販売も行いますが、数に限りがあり。もっと多くの人に広く味わってほしいと開発されたのがこの炭酸水です。トマトの酸味が生き、リコピンも含有。1ケース(24本入り)7,056円

【問】ぐるっと鹿児島ネットワーク
http://www.gurukago.net/

Text:メトロミニッツ編集部

※こちらの記事は2014年4月20日発行『メトロミニッツ』No.138に掲載された情報です。

更新: 2016年12月9日

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