|TOKYO BEERNIST[8]|
ビール事情をひもとく 9 のキーワード part5

KEYWORDSO5 “ブルーパブ”が東京にも次々と!

飲食店に醸造所を併設し、そこで造られたビールを提供するブルーパブ。造りたてのビールを飲めるスタイルがじわじわと人気を高め、東京にもお店が増え始めています。3月1日にオープンした北千住「さかづきBrewing」は、某大手ビールメーカーで醸造などに携わった金山尚子さんが開業したブルーパブ。女性らしさの感じられる広々とした店内からは、金山さんが一から設備を整えた醸造所が見渡せます。現在はオリジナルビール数種と大手メーカーのビール1種を提供。大手メーカーのものも置いているのは、大手でもマイクロブルワリーでも、人が手塩をかけてビールを造るというのは同じだという金山さんならではの思いから。造り手と触れ合いながら、その店だけの味を楽しむブルーパブ。そこには、ひと味違うビールの魅力があふれています。

さかづきBrewing/北千住

お店をオープンして、飲み手の顔を直接見られるのがいちばんの喜びと語る金山さん。今後はフルーツビールやエイジングにも挑戦したいとのこと。老若男女、家族でも楽しめるお店づくりをめざしている。

さかづきブルーイング
電話:03・5284・9432 住所:東京都足立区千住旭町11・10 コルディアーレ1F 営業時間:16:00~22:00LO、土13:00~22:00LO、日・祝13:00~21:00LO 定休日:月・火定休

自家製ビール(ヴァイツェン、ペールエール、ブラウンエール、ドライスタウト 各300ml 540円)。ソーセージ盛り合わせ(3本、 ボイルまたはソテー 1,250円)は、独・DLG金賞受賞のマイスターによる逸品。フードも充実。

この1年でオープンした東京のブルーパブ

高田馬場ビール工房
2月18日オープン。高円寺、阿佐谷、荻窪、中野、西荻と中央線沿線を中心に展開してきた麦酒企画の6店舗目。IPA、ペールエールなど、併設の醸造所で造られた出来たてのビールがいただけます。自家製コーヒーも提供中。
住所:東京都新宿区高田馬場1・29・2恒栄ビル1 F  営業時間:11:30~14:30LO、17:00~23:00LO(日・祝~22:00LO)※15:00~17:00はドリンクのみ 無休

調布クラフトビアワークス

立ち飲みのビアバーとしては2015年6月1日オープンですが、12月に酒造免許を取得し、1月に初仕込のペールエールをリリース。柿やジュニパーベリーなど副原料を使用したビールにも挑戦し、個性的なビールを造っています。

電話:042・430・1088 住所:東京都調布市 国領町2・15・8 営業時間:17:00~22:00  定休日:月・水・土・日曜日

KEYWORDSO6 ビールの価格に変化!? 酒税法改正

日本政府は2014年から、ビール類の酒税を見直し、350ml缶の小売価格に含まれる酒税額を55円に揃える案を検討中。決定の先送りが続いてますが、近年の実現が噂されています。現在の350ml缶の酒税額はビールが77円、発泡酒が47円、第3のビールが28円。酒税額が55円に揃えられれば、税率の高いビールが22円の減税となる一方、税率の低い発泡酒が8円の増税、第3のビールが27円の増税ということになります。これを受けて、ビール大手各社はビールの販売を強化。その一方で、安さが売りひとつでもある発泡酒や第3のビールが今後どうなるのかという点も注目されています。

Text 河﨑志乃
※こちらの記事は2016年3月20日発行『メトロミニッツ』No.161に掲載された情報です

更新: 2016年12月6日

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