|地中海料理という、暮らし方。[15]|

地中海美食クルーズ Part03
第三寄港先は「スピローズ」ーギリシャー

各国の地中海料理1皿1皿の向こう側に!見える、多様な風土、歴史、食文化を感じていただける旅。名付けて、地中海美食クルーズ!次なる寄港先はギリシャ!

[GREECE]オリーブ中心の生活を送る国

青い海に、絵になる白い石造り家々が見えてきたら、そろそろ次の寄港地ギリシャです。ヨーロッパで最も南にあり、最長の海岸線を持つ国で、漁業や貿易が盛んだったという過去を持ちます。また、ギリシャには多くの島々があり、その数はなんと3,000島。そのうちギリシャ最大の島・クレタ島では古くからオリーブの栽培がさかんです。そんな島々を巡りながら、オリーブが中心にあるギリシャ料理をのぞいてみましょう。

オリーブオイルの消費量は世界一

ギリシャ最大の島・クレタ島。この島では、実に6000年ほど昔からオリーブが栽培されています。もはや、ギリシャとは切っても切り離せないオリーブですが、現在ギリシャのオリーブオイル消費量は、世界No.1で、その量は1人当たり、なんと年間20リットル!ちなみにギリシャの国樹もオリーブです。そんなギリシャにも様々な侵略の歴史があります。特に影響が大きいのが、1460年から4世紀もの間、オスマン帝国(イスラム教徒のトルコ人)の領土となったこと。これによって、地中海風料理の上に、トルコ風の中東料理が養分として吸収され、東西の料理文化が融合した現代のギリシャ料理が形成されました。

ギリシャの地中海料理

ギリシャサラダ

オリーブやトマトなどが入った現地ではホリアティキ(田舎風)サラダと呼ばれる定番の一品です。欠かせないのがギリシャ特産のフェタチーズ。山羊や羊の乳が原料で塩気が強く、崩しながら味わいます。レギュラーサイズ1,620円

シーフードのウーゾ蒸し

ウーゾとはブドウの搾りかすを使ったギリシャ特産の蒸留酒のこと。独特の甘い香りがあるアニスで風味付けされています。このお酒で魚介を蒸した一品は沿岸地域ではポピュラー。爽やかな味で暑い気候にぴったり。1,944円

ギリシャピラフのトマト詰め

トマトにブルガー小麦や小粒の干しブドウなどを混ぜたピラフを詰め、オーブンで焼き上げた料理で、家庭ではお客さんを招いたときに作られることが多いです。ニンニクと玉ネギを使ったトマトソースを添えて。972円

都心で希少な本格ギリシャ料理店|SPYRO’S|スピローズ

「ギリシャは晴れの日が多い気候で野菜の味が力強く、その素材の味を大切にしています」と話す、武藤幸治シェフ。フレンチなどの経験も豊富で、現地を訪れるなど研究熱心なシェフの料理は洗練されたおいしさです。

上【ムサカ】ナスとジャガイモ、ミートソース、ベシャメルソースを重ね焼きしたギリシャ料理の代表格。ラザニアの原型と言われます。1,620円 下【サガナキ】オリーブオイルとレモンをかけたキプロス産ハルミチーズの鉄板焼き。日本で言えば枝豆感覚でとりあえず頼む一品です。972円

|SPYRO’S|スピローズ
電話:03・3796・2677
住所:東京都港区六本木3・15・24 2F
営業時間:平日18:00~23:00(22:00LO)、土・日・祝11:30~14:30(14:00LO)、18:00~23:00(22:00LO) 月定休(月曜祝日の場合は不定休)

Text:メトロミニッツ編集部 店舗取材:Text:佐藤大志
Photo:柳大輔

※こちらの記事は2015年5月20日発行『メトロミニッツ』No.151に掲載された情報です。

更新: 2017年1月18日

この記事が気に入ったら
「シェア」しよう

最後までお読みいただき、ありがとうございます

pagetop