身近なところで上映

|“食べる”を見つめる映画[14]|
東京の映画館の“食べる”を見つめる映画
東京ミニシアターの先駆け的な存在「ポレポレ東中野」
際立つ個性に誰もが共感できる「シネスイッチ銀座」

これからシリーズでご紹介する5軒は、都内にある小さな映画館。硬派なドキュメンタリーや、アジアの心温まるヒューマン・ドラマなど、大きな映画館では上映されない独自のセレクトが光ります。各映画館でこれから上映、または過去に上映された食にまつわる映画のラインナップを編集部からご紹介。

東京ミニシアターの先駆け的な存在「ポレポレ東中野」

TEL:03・3371・0088/住所:東京都中野区東中野4・4・1ポレポレ坐ビル地下

2003年に映画館「BOX東中野」の跡地にオープン。前進の時代から「一人あたりのスクリーン面積が日本一」と言われています。注目株の新人作家作品やドキュメンタリー作品を 主に上映しており、映画を通じて社会的な問題に切り込み、情報の発信源となるような映画館を目指しているそう。映画を自社制作しており、そちらの上映もしています。

おすすめ映画

?ポレポレタイムズ社

アラヤシキの住人たち 2015年/日本

「真木共働学舎」は、生きることの根源的な意味を考える「共に働く学び舎」として創設された。そこでは、20~60代の男女十数人が、お互いの能力を尊重し合って農業中心の生活を続けている。風変わりな村の風変わりな住人たちの1年を映したドキュメンタリー。

?プロダクション・エイシア/ NHK

千年の一滴 だし しょうゆ 2015年/日本

肉に代わる「うまみ」として大自然の中から発見された「だし」と、麹カビによって作られる「しょうゆ」を通して、長い時をかけて培われてきた日本人の知恵と、和食創世のドラマを明らかにする。ヨーロッパで好評だった作品だが、日本人が見ても勉強になる。

際立つ個性に誰もが共感できる「シネスイッチ銀座」

TEL:03・3561・0707/住所:東京都中央区銀座4・4・5 旗ビル

レディースデーをはじめた映画館として知られている「シネスイッチ銀座」。『ニュー・シネマ・パラダイス』や『ライフ・イズ・ビューティフル』といった名作を世に送り出すなど、世界各国から上質な作品をセレクト。老若男女問わず、決してマニアックにならず、だけど“シネスイッチならではの個性”が光る作品が多く上映されています。

おすすめ映画

c AKFPL, ARTE France Cinema, ASAP Films,Dar Motion Pictures, NFDC, Rohfilm ― 2013

めぐり逢わせのお弁当 2013年/インド

インドでは毎日600万個の手作り弁当が“弁当配達人”によってオフィスの夫のもとに届けられる。ある日、夫の愛情を取り戻すために作った弁当が、妻を亡くした男やもめの元に誤配達され……。“インドなのに”歌わない、踊らない、大人のラブストーリーだ。

最後の晩餐 2013年/中国・韓国(DVD 4,104円発売中)

陶芸家を志す彼女と三ツ星シェフになりたい彼氏が、お互いの夢を叶えるため5年間だけ離れることに。結婚の約束もした二人だったが、ちょうど5年目のその日に彼氏から「結婚式に出てほしい」と言われてしまう。タイトルの本当の意味がわかるラストは号泣必至。

Text:メトロミニッツ編集部

※こちらの記事は2015年10月20日発行『メトロミニッツ』No.156掲載された情報です

更新: 2017年1月15日

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