”豊食の時代”を振り返る

|Tokyo Food Journal[13]|
キーワードでたどる!TFJ Calendar-Part06-
=7月?8月編=

ここからは、今年東京にオープンした数多の飲 食店の中から、特に東京のフードシーンに影響 を与えたであろうお店を総ざらい! つまりはメト ロミニッツが気になったお店カレンダーとも言 えます。 そこから見えてくるキーワードと共に、1 月から12月まで駆け足で振り返りましょう。

【7月】July

□1日 16年に渡りNYで日本酒バーのプロデュースなどを行ってきた酒ソムリエ赤星慶太さんと、同じくNYで腕を磨いてきた料理人の熊谷道弘さんが揃って帰国し、日本酒バー「赤星とくまがい」を麻布十番にオープン。

 □4日 オーガニック野菜を使ったファストカジュアルスタイルのフレンチサラダバーの店CITRON(シトロン)が外苑前にオープン。

 □8日 ミシュラン1つ星店TIRPSEによる「デザートコース」専門店「KIRIKO NAKAMURA」が1年間の限定でオープン

□10日 焼きそばを主食に新鮮な野菜が食べられるAZABUSOBAYAKISTAND「BROWN」(ブラウン)と、広島から直送されるヴァージンオイスターが食べられるOYSTERHOUSE「VIRGIN」(ヴァージン)の2店舗が併設するかたちで広尾に同時オープン。「BROWN」の焼きそばは、〝家庭の味?がコンセプトで、ゲットソースを使用。食材にもこだわり、野菜は産地直送のフレッシュなものを焼き野菜にして提供。「VIRGIN」で提供するオイスターは通常の牡蠣の収穫時期よりも半年?1年早く収穫された、広島かなわ水産が誇る、甘味が多く濃厚でかつ渋味が少ない希少なヴァージンオイスター。

□11日 クラフトビールと南イタリア料理の「ビッレリアルッポロ」が大岡山にオープン。ビッレリアとは、イタリア語でビールバーやパブの意。近頃イタリアでもマイクロブリュワリーが急増中で、クラフトビール人気も高まっている。そんな現地のビッレリアの雰囲気を再現した、イタリアと日本のクラフトビールが楽しめる店。料理は、南イタリア料理が中心で、カラブリア名物ンドゥイヤを練り込んだ「サルシッチャ」など郷土料理が揃う。

□16日 スターシェフ・オリヴィエロドリゲスによるネオビストロ1号店「&éclé」(アンドエクレ)が青山にオープン。ミシュランクオリティのガストロノミー技術を使った料理をより多くの人に気軽に楽しんでもらいたいというシェフの想いをカタチにした、肩肘はらずに楽しめる店。米を初めとする食材は日本各地の選りすぐりの生産者から取り寄せ、日本のチーズやワインもセレクトする。TEL:03・6712・5018

□19日 NY発のオーガニックハンバーガー店「BAREBURGER」(ベアバーガー)の日本1号店が自由が丘にオープン。味、ボリュームと併せ、「体にやさしく美味しいグルメバーガー」としてNYで支持を集める。目玉のハンバーガーは12種類をラインナップ。また、日本限定の黒毛和牛プレミアムバーガーも登場。エコを追求し、オーガニックミートや季節に応じた新鮮で安心な食材への独自のこだわりがメニューの特徴。2016年には銀座への出店も。

□20日 ビアダイニング「WIZCRAFTBEERandFOOD」(ウィズクラフトビアアンドフード)ワテラスアネックス(御茶ノ水・秋葉原)にオープン。31種類の日本やアメリカ、ヨーロッパを中心とした質の高いクラフトビールを提供。フードはフレンチ出身のシェフが自由な発想で作る本格タパスを中心としたメニューを揃える。

□21日 フランス料理店「結喜菜」(ゆきな)が神楽坂上交差点近くの地蔵坂にオープン。クラフトビールとフランス料理が楽しめる店。、オーナーシェフの小貫友寛さんはパリの伝説のビストロ「ラ・レラガード」や「シェ・ミシェル」などの名店で修業。その他、神楽坂に「ザ・ロイヤルスコッツマン」(クラフトビールとビストロ料理が楽しめるビストロパブ)を経営する

□24日 肉料理イタリアン「OSTERIACASTELLINA」(オステリアカステリーナ)が中目黒にオープン。「肉ガッツリ、飾らない料理店」がコンセプト。〝オステリア?の名が付くとおり、リーズナブルに料理やワインを楽しめる。シェフにはトスカーナを皮切りに約10年間イタリアで腕を磨いた荒井広太さん。厳選した牛肉のビステッカや、こだわりの炭で焼き上げる様々な肉のほか、手打ちのパスタ等、本場のイタリアの味を味わえる。

□28日 日本酒専門店「GEMbyMOTO」(ジェムバイモト)が恵比寿にオープン。日本酒好きにはおなじみ、新宿「日本酒スタンド?」で店長をしていた千葉麻理恵さんによる新店。-5度の氷温庫を備え、氷温熟成を行ったり四合瓶を揃えるなど日本酒の管理方法にも徹底的にこだわる。

□30日 特製の薪窯でこだわりの赤身肉焼き上げるステーキ店「Caro-Fuego」(カロフェゴ)が赤坂にオープン。ナラの薪を用いて塊で焼くスタイルは都内でも稀。肉はニュージーランドの「牧草牛」や熊本の「あか牛」など大自然の中で育った安全でヘルシーな赤身肉を厳選し50分ほどかけて熾火でじっくり焼き上げて提供する。

【8月】AUGUST

□1日 日本初上陸、コーヒー発祥の地と言われるエチオピアの老舗ブランド「TO.MO.CA COFFEE」が代々木上原にオープン。店内奥にはクラフトビールと自然派ワインの店「one」を併設。

□21日 世界初のヴィエノワズリー専門店「リチュエルパークリストフ・ヴァスール」が自由が丘にオープン。

□22日「NOMA」のオリジナルビールも手掛ける、デンマーク発のクラフトビール界のカリスマ「Mikkeller」(ミッケラー)の直営店「MikkellerTokyoBar」が渋谷・富ヶ谷にがオープン。ミッケラーのリジナルビールと共に日本の醸造所が作った最高かつクレイジーな〝20タップ?のビールを提供。アジアでは、バンコク、ソウルにつづく3店舗目。

□22日 西荻窪「trattoria29」によるサンドイッチ店「3&1 Sandwich」(トレエウーノ)がオープン。夜営業のみだったレストランが、昼間はサンドイッチ屋としてランチ営業を始めた。

□24日・25日 フランス本国のミシュラン星付きシェフ松嶋啓介氏×ダイヤモンドダイニングによるフランスの各地域文化に着目した店が2店舗連続オープン。24日には、南仏プロヴァンスなどフランスの港町のマルシェを再現した新業態「Marcheaux Poissons」を日本橋に。25日にはボルドーワインを主役とした肉料理メインの「BISTROFrenchParadox」を大手町にそれぞれオープンさせる。

Photo:野呂美帆、花村謙太朗、井上美野
Text:船橋麻貴、河島まりあ

※こちらの記事は2016年12月20日発行『メトロミニッツ』No.158に掲載された情報です。

更新: 2016年12月8日

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