日本酒新時代のムーブメント

|SAKE INNOVATION[10]|
日本酒の進化を紐解く12のキーワード
12 Keywords of Evolving Sake
【08 WOMAN】

日本酒の進化について、大きな流れを掴んでいただけたでしょうか? こちらでは、さらに12のキーワードから、日本酒に関わる様々な現場で起きているイノベーションな事例を、シリーズでご紹介していきます。

日本酒好きの女子、増加中!

日本酒を愛する女性が切り盛りする飲食店、女性限定の試飲イベント、そして酒造りに参加する女性たち…。日本酒シーンを華やかに盛り上げるウーマン・パワーに迫ります。

日本酒を熱心に伝える女性が人気と注目を集めています

いま日本酒好きの間で話題になっている飲食店を挙げてみると、日本酒の魅力を伝える訴求力に長けた女性がいる店というキーワードが浮かび上がってきます。GEM by motoの千葉麻里絵さん、吟花の高橋えりさん、庫裏の網野文子さんなど、日本酒を愛する女性たちによる接客やメニュー作りは、男性女性を問わず新たな日本酒ファンを増やすことに貢献しています。

女性向け試飲イベントが人気!人目を気にせず思いっきり飲もう

昨年の郷酒フェスタに参加した方からは、「女子だけの時間があるのも気兼ねなく飲めて良い」といった意見があったそう。http://sakefesta.com

試飲イベントに行けば多くの女性が日本酒を楽しんでいます。常連組はどんなイベントにも躊躇せず行けると思いますが、初心者におすすめなのが女性限定のイベント。9月21日には「FUTAKO日本酒女子会」、9月26日には「郷酒フェスタ for WOMEN in 銀座」が開催されます。こういった女性向けコンテンツが増えたことも、日本酒人気の追い風に。「周囲の目を気にすることなく利き酒ができるのも、女性向けイベントに人気が集まる理由だと思います」(郷酒フェスタ実行委員/広報担当)。

酒造りに参加する女性がどんどん増えています

日本酒シーンにおけるウーマン・パワーを語るうえで、女性の造り手が増えているという現状も忘れてはいけません。蔵元、杜氏、蔵人など、蔵のさまざまなポストで女性の力が発揮されています。「女性の視点が蔵に入ることで、例えば整理整頓や清掃などが行き渡るようになったり、それが酒質に表れたりもします。女性は男性に比べれば力は劣りますが、それはチーム力で補えること。女性が酒造りに参加することにネガティブなことはないと思います」(若波酒造第八代目杜氏 兼 製造統括/今村友香さん)

写真左が今村友香さん。写真右は「若波」の純米酒と純米吟醸酒。“味の押し波、余韻の引き波”をコンセプトに甘く優しいお酒を醸しています。

Edit:浅井直子
Text:馬渕信彦

※こちらの記事は2015年10月20日発行『メトロミニッツ』No.155に掲載された情報です

更新: 2016年12月16日

この記事が気に入ったら
「シェア」しよう

最後までお読みいただき、ありがとうございます

pagetop