|地中海料理という、暮らし方。[12]|

誰でも簡単。暮らしの中から育まれた
地中海のレシピ

例えば、和食にも旬の味覚をシンプルにいただく料理が多くありますが、それは地中海料理も似ています。獲れたての新鮮な魚や大地が育んだ野菜があれば、そのものの味を生かして食べたくなりますね。それを“お手軽カンタン料理”と言っていいのかはわかりませんが、日常的に作りやすいレシピをいくつか知っておくと重宝です。そこで、今晩すぐに試したくなる、地中海料理のレシピを服部栄養専門学校の服部津貴子先生にご教授いただきました。

[ポルトガル]カプナータ〜魚介の白ワイン蒸し〜

2007年、日本が1人当たりの魚類消費量世界第1位の座を譲り渡した国がポルトガルでした(2014年現在、日本は世界第3位)。そんな魚大国の定番料理が「ブザーラ」という魚介の白ワイン蒸しで、丸い蓋のカタプラーナ鍋を用いるとアルガルヴェ地方に伝わる漁師鍋「カタプラーナ」と呼ばれるようになります。使用する魚は、旬の魚なら何でもOK!

[材料]4人前
ニンニク15g(1片)、オリーブオイル30ml、パセリ少々、
アサリ400g、ムール貝12個、有頭タイガー海老8尾、スルメイカ1杯、
メバル2尾、白ワイン200ml、水100ml、塩・コショウ少々

[作り方]
①鍋にスライスしたニンニクを入れ、オリーブオイルで香りを出すように炒める。さらにパセリを加える。

②次にメバルを入れ、両面に焼き色を付ける。そこへ、アサリ、ムール貝、イカ、タイガー海老を加え、白ワインを入れて蒸し煮にする。

③貝類の口が開いたら、煮汁を煮詰めて味を調える。塩分が濃ければ水を入れる。

④海老、メバルに火が入れば取り分けて盛り付ける。

[イタリア]ツナとトマトの冷製パスタ

[材料]4人前
ファルファーレ(パスタ)200g、プティトマト12粒、ブラックオリーブ16粒、ツナ1缶(80g)、モッツアレラチーズ1/2個(70g)、ミント1/2パック ≪ソース≫レモン汁10ml(小匙2)、玉葱(すりおろし10g(大匙1)、ニンニク少々、塩小匙1/3~、コショウ少々、オリーブオイル50ml

[作り方]
①ソースの材料をボールに合わせ、ホイッパーでよく混ぜる。

②プティトマトは1/4にカット、モッツアレラチーズは1㎝角に

カットする。また、ツナを手でほぐし、ミントは葉を摘んでおく。

③塩を加えた湯の中でファルファーレを好みの固さに茹でて水気を切り、ボールにあける。

④ ③に①のソースを和え、②の材料を加え、さらに混ぜて味を整える。

⑤器に盛り、仕上げる。

[ギリシャ]ギリシャ風サラダ

[材料]
4人前トマト2個、フェタチーズ100g、玉葱小1個、ピーマン1個、キュウリ1本、オレガノ少々、EXVオリーブオイル大匙4、塩・コショウ少々、ブラックオリーブ8粒

[作り方]
①トマトを薄いくし型に切る。玉葱は薄い輪切り、ピーマンも輪切りにする。キュウリは皮を剥いてから、スライス。フェタチーズはサイの目に切る。

②材料を全てサラダボールに入れ、EXVオリーブオイル、塩、コショウで味を調える。

③オレガノ、ブラックオリーブを加え、盛り付ける。

[イタリア]ブルスケッタ

材料]
4人前フランスパン1本、ニンニク1片、トマト2個、プティトマト8粒、バジリコ3枚、オリーブオイル30ml (大匙2)、塩少々

[作り方]
①フランスパンを2㎝厚にスライスして、トースターで両面焼く。

②パンの表面にニンニクをサッとこすり付ける。

③トマトを湯剥きして種を取り、1㎝角にカットする。プティトマトは1/4のくし型に切る。

④2種のトマトをボールに合わせ、塩・オリーブオイルで味を付け、みじん切りにしたバジリコを振る。

⑤バケットに④のトマトをのせて、好みでオリーブオイルをかけてできあがり。

服部津貴子先生

服部栄養料理研究会 会長 服部津貴子先生

フランス、スイス留学後、服部流家元に就任。現在、服部栄養料理研究会会長、服部栄養専門学校常任理事。また、国際オリーブ協会(IOC)コンサルタント、農林水産省林野庁日本特用林産振興会委員、ギリシャ料理大使でもある。兄は、服部幸應氏

更新: 2016年12月28日

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