|TOKYO BEERNISTA[5]|
ビール事情をひもとく 9 のキーワード part2

これから流行るであろうビールのトレンドから、話題の醸造家、そしてこの春注目の新商品の紹介まで。日本のビールの今が分かる、9のキーワードをご紹介。ビール片手に語らうテーブルトークのネタにもどうぞご活用ください!

KEYWORDS O2 多彩な醸造家たちが活躍中!!

ますます高まるビール人気にともない、日本にもたくさんの醸造家たちが登場しています。外国人醸造家が日本でビールを造る京都醸造が話題ですが他にも、他業種から参入した醸造家、大自然の中でビールを造る醸造家など、実に多彩。魅力いっぱいのブルワーたちが日本で活躍しています!

CASE 1 異業種から参入! 「タルマーリー」

天然の酵母に導かれ鳥取へ
パン屋さんがビール造りに挑戦

「タルマーリー」は、自家製の天然酵母にこだわったパンづくりで多くのファンを持つお店です。ビール酵母を使ったパンをつくっていた際、パンとビールは出来上がってゆく過程がよく似ていることに気付き、それをきっかけにビールの醸造もめざすようになったのだとか。同時に、空気中から野生酵母を採取したいと考え、その思いが叶う環境を求めて千葉県から鳥取県智頭町へ。智頭町の天然菌と天然水、自然栽培原料を使った、“今ここで、タルマーリーにしかつくれないパンとビール”を提供しています。「タルマーリー」のビールは、4月から半蔵門「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」でも飲むことができます。

TEL:0858-71-0106 住所:鳥取県八頭郡智頭町大字大背214-1 営業時間:金・土・日・月10:00~17:00 定休日:火・水・木曜日

CASE2 原料を自家栽培!「 ビアカフェ バテレ」

奥多摩の自然の中で、ゆくゆくは
オール奥多摩産ビールを!

奥多摩の自然の中でオリジナルビールが楽しめる「ビアカフェ バテレ」。代表の鈴木光さん、醸造長の辻野木景さんが造るビールには、自家製の奥多摩産ホップ(写真左)が使われています。収穫したばかりのフレッシュホップをふんだんに使ったビールは香り高く、華やかなアロマが魅力。ホップは枯れやすく収穫も大変ですが、“採れたてのホップならではのフレッシュな香りを楽しんでほしい”との思いから自家製のホップにこだわりました。築70年の古民家を改造した店内で飲むも良し、“グローラー”に入れてアウトドアのお供にするも良し。 ※奥多摩産ホップを使用したビールは数量限定。次回のリリースは秋ごろを予定しています。

CASE3 とことん地域密着型! 「ライズアンドウィン ブルーイング カンパニー バーベキューアンドジェネラルストア」

上勝の地とともに生きる醸造所
自然の恵みをいただくビール

日本で初めてゼロ・ウェイスト宣言を行ない、平成32年までに焼却・埋め立てゴミをなくす試みを宣言している徳島県の上勝町。この町でビールの醸造を行っているのが「ライズアンドウィン ブル ーイングカンパニー」です。ゴミ集積所にあった建具や家具を使った建築設計で、廃棄対象になる上勝特産の柚香の皮を香りづけに使ったビールをつくるなど、上勝町の自然に溶け込み、上勝町とともに生きる醸造所。海外から見学に来た方も、上勝町と「ライズアンドウィン ブルーイングカンパニー」の自然への取り組みに感動なさったそうです。こちらのタップルームが東麻布に上陸し東京でも飲めるように!

Text 河﨑志乃
※こちらの記事は2016年3月20日発行『メトロミニッツ』No.161に掲載された情報です

更新: 2016年11月15日

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