カルチャーミックスが生んだ焼肉という芸術品

|東京ミートアカデミー[9]|
?焼肉学部 カルビ専攻?
[レポート]焼肉カルビの進化論① Evolution of KALBI

課題:「焼肉カルビ」を発展させたら、どんな〝食?とつながるのか。結果:11食を「“生カルビ”の進化型」「“焼肉カルビ”の進化型」「“カルビ味”へ進化型」の3タイプに分けてシリーズでご紹介します!

焼肉カルビの進化論 Evolution of KALBI

現在、我々が学んでいるのは「焼肉カルビ」ですが、その作り方は、生カルビ→肉を焼いて皿へ載せる→焼肉味に味付けの3STEPです。これが1つでも行われないと「焼肉カルビ」にはなり得ません。例えば、「生カルビ」の次に〝焼く?ではない行為をした場合や、肉を焼いた後に皿の上ではなく炭水化物の上に載せた場合、「生カルビ」と「焼く」の2STEPを飛ばしていきなり「焼肉の味」を付けた場合などは、いわば「焼肉カルビの進化型」、とでも言えましょうか。このような〝進化型?にはどんなものあるか、調査レポートをシリーズでご覧いただきます。

“生カルビ”の進化型

NIKUJAGA カルビ肉じゃが

肉じゃが840円(コース料理6,000円に含まれる)

傑作!!まるでシチュー感覚!旨みが溶け込んだ肉じゃが

刺身やキンキの煮つけ、トロカツなどが自慢の和食店ながら、ほとんどの客が注文するという看板メニューが「肉じゃが」。何せ、そもそも使用している肉がスゴい。A5ランク以上の和牛カルビで、そのやさしい脂がじゃがいもと人参に染み渡っています。カルビはブロック状で2時間以上煮込まれて、テーブルに運ばれてきた時には箸で簡単にホロりと崩れ落ちる。これは、もはやシチュー感覚。オーダーの際は、コースメニューにて是非!

福わうち
TEL:03・5739・0264
住所:東京都港区白金1・28・2サーラ白金1F
営業時間:17:30~翌2:00(LO)、土~24:00(LO) 日定休

SUSHI カルビ鮨

上カルビ鮨1,260円(2貫、夜のみ提供)

カルビの真の実力を知る、近江牛の生カルビ。肉本来の味。

口に入れた瞬間、牛肉の香りがフワッと香る不思議な鮨。あとは鮪のトロさながらに、ゆるやかに溶けていく…。まさにレアな生カルビ初体験、極めて美味でした。ここ「定平」は、東京でも珍しい近江料理の酒処。現地から直送している新鮮な牛肉は、ほぼカルビが中心で、そして生まれた近江牛のカルビメニューは鮨の他、カルビ焼き、牛刺など。ついでに言えばカルビ以外に、牛スジ煮込み、メンチカツも。様々揃った近江牛料理が人気のお店です。

定平
TEL:03・5204・0240
住所:東京都中央区日本橋本石町4・4・12朝日ビル第3
営業時間:11:30~13:00頃 17:30~22:00 土・日・祝定休

GYOZA カルビ餃子

カルビ餃子550円

期待通りの安定感。しっかりはっきり焼肉カルビ味

メニューを見れば、グラタン餃子、チヂミ餃子、餃子パフェなどバラエティー豊か。その種類は実に60超!! これらはほぼ客の要望より誕生したメニューばかりなのだそう。そんな変わりダネが注目を浴びるこの餃子専門店で、「カルビ餃子」はといえば、根強いファンのいる人気の1皿。ひと口食べれば、まさにあの〝焼肉カルビ?の味がグッと広がって、自家製ダレから漂うごま油の香りがさらに食欲を誘います。ビールもご飯も進むことったらありません。

餃子小舎
TEL:04・7168・6366
住所:千葉県柏市柏3・8・3
営業時間:12:00~23:00 無休
http://gyoza-goya.jp

CURRY カルビカレー

和牛カルビカレー890円(ランチはキムチ、サラダ付き)

具とルーが一体化した、焼肉屋さんのカルビカレー

店の系列全4店で、必ず売れ筋上位になるメニューが「和牛カルビカレー」。もともとは、肉を手切りした時に出るカルビの切れ端をまかないのカレーに使ったのが始まりで、スタッフの間で美味しすぎると好評になり、いざメニュー化されました。一見、具が少ない!?と思いきや、カルビも、玉ねぎ、人参も、形がなくなるまで煮込まれているそうで、確かにルーの中に肉の繊維感が見受けられます。手間ひま、肉汁がたっぷりこもったカレーです。

伽?廊 横浜西口店
TEL:045・412・0876
住所:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2・23・8フロンティア5F
営業時間:11:30 ~14:00、17:00 ~翌1:00(0:30LO)、土11:30 ~翌1:00(0:30LO)、日11:30 ~ 24:00(23:30LO)
無休 http://www.kayaran.jp

Text:船橋麻貴(Playce)、野中ゆみ
Photo:岡本淑、キッチンミノル、徳田洋平

※こちらの記事は2011年1月20日発行『メトロミニッツ』No.098掲載された情報です。

更新: 2016年11月23日

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