料理家のご馳走モノ

  • #12 料理家のご馳走モノ|スペシャルインタビュー|作家・阿古真里「料理家を語る時代を読む。」

    #12 料理家のご馳走モノ|スペシャルインタビュー|作家・阿古真里「料理家を語る時代を読む。」

    料理教室やテレビ、書店の書棚で見かける「料理家」(料理研究家)という方々のことを、皆さん、どのくらいご存知ですか?

  • #11 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|渡辺康啓さん

    #11 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|渡辺康啓さん

    くいしんぼうの父とパティシエの母の間に生まれる。大学卒業後、COMMEdesGARCONSに勤務し、独特の美意識を学んだ後、2007年、料理家として独立。季節感を凝縮させた、見た目にも美しい料理を手がける。著書は『春夏秋冬毎日のごちそう』など。また、料理教室も主宰している

  • #10 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|山田英孝さん

    #10 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|山田英孝さん

    何を隠そう、山田英季さんは料理道具マニア。たとえ海外へ行っても、「台北に行った時は『台北かっぱ橋』、ソウルに行った時は『ソウルかっぱ橋』と検索をかけて、道具を売っている場所を探しましたね」と言うほど、いつでもどこでも魅惑的な料理道具を探しています。今、欲しいものは、台湾のとある店で売っていた大きな“竹のせいろ”。「もしかしたら似たようなものは横浜中華街でも買えるかもしれませんが、その店はリペアもしてくれるんです。長く使い続けることを考えると、リペアは大事なポイントでしょう。しかも『せいろを直す』ということがあると、また台湾へ旅に出る目的にもなりますよね。そういうのがまた

  • #9 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|おのみささん

    #9 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|おのみささん

    「麹で美味しく楽しく健康に」。そんなテーマを心に掲げ、「美味しい上に簡単に料理に取り入れられる、麹をもっと広めていきたい」と言う、おのみささん。時に「塩麹」の第一人者と称されることもあるおのさんにとって、料理に欠かせない相棒と言えば、やはり麹だそうです。しかし、そんなおのさんは、もともとはイラストレーター。麹料理研究家になったのは後のことで、初めは麹のことなど何も知らなかったそうです。「きっかけは味噌作り。家でも味噌が簡単に作れると聞いて、あまりよくわからないままに保存用のジッパー付きの袋で作ってみたんです。そうしたら夏だったこともあって、袋がパンパンに膨らんでしまって。空気を抜いてもそのまま

  • #8 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|星谷菜々さん

    #8 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|星谷菜々さん

    「普段は食材を取り寄せたり、無理に食材を探したりはしていません」と言いなか゛らも、紅茶や醤油、ハ゜スタなと゛、話をしている間に次々といつもの相棒を出してきてくれた星谷さん。やっは゜り自分の好きなものはしっかり持っているようて゛すね。中て゛も、いつも使っている器にはこた゛わりか゛あって、益子焼の作家さんとも交流を持っているそう。 「益子の陶器市には毎年足を運んて゛いますか゛、特にお気に入りなのか゛、陶芸家・庄司千晶さんの作品て゛す。8年前くらいに出会ったのて゛すか゛、とてもやさしい色合いの作品て゛、一目惚れしました。庄司さんと直接お話しをしているうちに仲良くなり、今て゛は友人の1人て゛す。

  • #7 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|冷水希三子さん

    #7 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|冷水希三子さん

    まずは料理をする上で一番大切にしていることをお聞きしてみれば、「旬の食材を使うこと」だと言う、冷水希三子さん。それはすごくシンプルな言葉ながら、都会に暮らす私たちには少し不得手な部分。普段、食べものの旬をよく知らずに暮らしている人も多いのではないでしょうか。「私は鎌倉に住んでいるので、近くに市場があったり環境に恵まれていることもありますが、知り合いの農家さんから旬の野菜を送ってもらうこともあります。生産者さんは日本全国、何人かの方とつながっていますが、季節ごと、違う方にお願いしていたりもします」。そして、冷水さんが取り寄せたいと思う食材はと言えば、「無農薬であること」や「真摯なもの作りをしてい

  • #6 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|門倉多仁亜さん

    #6 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|門倉多仁亜さん

    この写真をそれそ゛れこ゛覧いたた゛くと気つ゛くことか゛あるかもしれません。そう、門倉多仁亜さんにこ゛紹介いたた゛いたモノは、鹿児島生まれのものか゛ほとんと゛なのて゛す。7年前、こ゛主人のこ゛実家か゛ある鹿児島県の南方・大隅半島に家を建て、東京と行き来しなか゛ら暮らしている門倉さんにとって、鹿児島はすく゛に「帰りたくなる」場所。鹿児島の文化風習、そして料理をお義母さん、お義姉さんに教えてもらいなか゛ら、土地の人々と触れ合っているうちに、まるて゛故郷のような場所となりました。「鹿児島に帰ると、家に向かうより前に地元て゛無農薬の野菜を作っている吉田さんのお店に直行します。種類か゛たくさんあるわけて゛

  • #5 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|久保香菜子さん

    #5 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|久保香菜子さん

    久保香菜子さんがこれまでに食べてきた料理の中で最も 心に残っているもの、それは「母の作ったニョッキ」だそう です。「当時は昭和40年代くらいで、イタリアンレストランも まだあまりない時代。そんな頃にニョッキを食べている家 だなんて、だいぶハイカラですよね。 うちのニョッキは円盤 型で、ソースはトマトソースではなくボロネーゼでした。そ れが当たり前だったので、後で本格的なイタリアンの ニョッキを見てすごく驚いたことを覚えています。母は料理 を作るのが大好きで、当時もタンシチューとかおしゃれな ものをよく作ってくれました。 でも、もっと美味しくしたいと 日々レシピの改良に励んでいたため

  • #4 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|渡辺麻紀さん

    #4 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|渡辺麻紀さん

    いつもの料理をふっと別世界に連れて行ってくれる。それがスパイスやハーブの魅力だと、軽快なトークで教えてくれる渡辺さん。 「私がスパイスやハーブを好きになったのは、フランスとイタリアへ留学していた時です。イタリアでは料理学校の周囲に自生していたハーブを摘んで料理に使うことも多く、身近な存在でした。 羊肉にはローズマリーが合うな、でも冬になると八角やクローブも合うな、なんて料理と組み合わせ方を変えながら自分の感性で試しました。サラダを仕上げる時、肉や魚を焼く時、煮込みの時、ごはんに混ぜてみることもあります。そうやって培った経験から、スパイスとハーブの虜になりました」フランス料理とイタリ

  • #3 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|スズキエミさん

    #3 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|スズキエミさん

    「子どもの頃、祖母がよく『美味しく食べるために面倒臭いなんてない』と言っていました。だから、自然とそういう感覚が身に付いているようです。例えば、野菜を切る時にスライサーを使えば早いですが、均等すぎて食感にリズムが出ないなと感じます。 だから、やはり面倒臭がらずに手で切った方が、結果、美味しく食べられると思うのです」。スズキさんは、イベントなどで大根を千切りにしないといけない時でも、すべて包丁を使うと言います。 「大根をおろす時も鬼おろしを使うと食感も残りますし、甘味も際立ちます。こういう時に、道具の力を感じますよね」そんなスズキさんが生まれ育ったのは、宮城県石巻市。家の前に広がるの

  • #2 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|山脇りこさん

    #2 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|山脇りこさん

    「作る相手がいると、その人の顔が浮かんでどんなひと手間も惜しくなくなりますよね。自分が楽しみながら作ることはもちろん、相手への愛情をもって作ること、それだけできたら料理上手です」。そう話す、山脇りこさんが作るのは誰かのための愛情料理であり、旬の食材の美味しさを伝えるお料理です。普段からお料理を作る上で大切にしていることは、「楽しんでつくる、愛でおいしくする」。そんな山脇さんが「私がこれまでの人生で味わってきたものの中で、美味しいものベスト3の1つが“だし”。美味しいから伝えたいと思っています」と、取り出したのが昆布。昆布は日本が世界に誇る旨み食材だと山脇さんは言います。「利尻昆布、真昆布、羅臼

  • #1 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|松田美智子さん

    #1 大切な人に贈りたい|料理家のご馳走モノ|松田美智子さん

    「馳走」とは、昔、大事な客人をもてなすために馬を走らせ、奔走し、様々な食材を調達してきたことに由来する言葉。江戸時代後半には、もてなされたことへの感謝を込めて、「御馳走様」が食後の挨拶として使われるようになったと言われています。そして、「ご馳走」と言えば「もてなし」や「豪華な食事」という意味になるわけですが…、しかしながら思うのです。モノやコトに溢れた時代に暮らす私たちのご馳走とは、“もてなし”や“豪華”に限らないのではないでしょうか。例えば、誠実に育てられた野菜、大好きな母の手料理、大切な人とテーブルを囲む時間なども、“日々のご馳走”と呼ぶことができたり。普段の食事が自分にとって“ご馳走”である、そんな風に言える暮らしに憧れて、今月は料理家の皆さまに会いに行くことにしました。なぜならきっと料理家とは、“日々の食事”を“日々のご馳走”に成長させるアイデアを提案してくれる存在。だから様々な料理家さんにお会いして、まずは料理をする上で大切にしているモノ=食材・食品・道具など(名付けて「ご馳走モノ」)を教えていただきながら、料理のこと、暮らしのこと、話を聞いてみたいと思います。料理家たちの言葉をヒントに、皆さんも、自分にとっての日々のご馳走のこと、ぜひ考えてみてください。

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