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集:WorldShift vol.05 「OPENharvest」の会場から

 
食を“OPEN”にすることが、人と社会を変えていく。
「OPENharvest」の会場から。
地球が食を育み、食が人を育て、人が社会をつくる――。
その当たり前のような“つながり”を根底に、食への意識を変えることで、人や社会をシフトしようとする“OPEN”の試み。
“OPEN”で変わることとは何か。イベント「OPENharvest」を主催したFoodlight Projectのメンバー5人に聞いてみた。

14 野村有里さん (フードディレクター)

「ダメだと思うことよりも、いいと思うことを積極的に、選択していけたらいい。そうすることで未来への道が続き、流れ続けられると思うから。震災をきっかけに、どうすればいいかを考えて前進して生きようとする“YES”の力が増えてくると思うんです。OPENharvestのように“閉じる”のでなく“開いて”いくことも、それと同じような、自然な意識の表れなのではないでしょうか」

フードクリエイティブ・チーム「eatrip」主宰。ケータリングフードや雑誌などのメディアを通して食の持つ可能性を伝えていく。映画『eatrip』で初監督を務める  http://www.babajiji.com

 

 

予約の取れないレストランとして世界にその名を知られる「シェ・パニース」。

40年も前から、地産地消やオーガニックを提唱し、バークレーにカリフォルニア・キュイ

ジーヌの文化を伝えている。この店が大切にしているのは“OPEN”であること。誰がどこでどう作った食材を、どのように調理して食べるか、畑からテーブルまでの食の透明性を明らかにし、そして何より美味しく、楽しく食べる。

 そんな名店のスタッフによる、収穫を祝うインスタレーション「OPENharvest」が、先月11月、日本で初開催された。招致したのはフードディレクターの野村友里さんをはじめとする「Foodlight Project」のメンバー。カリフォルニアからやってきたスタッフや、日本中から選ばれた13の生産者が参加し、様々な料理が振る舞われた。

 そこでは、観客の前で鹿が解体され、その鹿肉が威勢のよい鐘の音とともにハンバーガーとして供される。みんなで毛をむしった野鳩が天然のキノコと調理される。無農薬米はシンプルな塩にぎりに、ハーブは自分で土からもぎってそのままいただく。食材がどこから来たのかを経験として学びながら、原始的に、シンプルに食べる。それは当たり前のことのようであり、予想以上に美味しくて、味わったことのないショッキングな体験だった。

 さて、この“OPEN”で、何がどうシフトするか、10年後を視野に、新たな“気付き”が始まっている。

オープンハーベスト
http://www.openharvestjapan.com/introduction
 

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コメント一覧

  1. junjitanigawa より:

    今年はなにやる? http://t.co/HZNK8M95