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集:WorldShift vol.02 地球の半世紀を振り返ろう 1962〜2012年

地球半世紀年表 1962〜2012

“人類に課せられた最重要かつ至難の課題である”と言われる地球環境問題。
文明の発展や人口増加に伴って大きくなる環境問題に、世界はどのように対策してきたのでしょうか?
ワールドシフトを始める前に、この半世紀における人類の取り組みや世界のできごとを知っておきましょう。

「地球は青かった」。ソ連の宇宙飛行士、ユーリイ・ガガーリンの有名な言葉として、広く知られています(正しくは「地球は青いヴェールをまとった花嫁のようだった」らしいのですが)。ガガーリンが青い地球を見た1961年から半世紀が経過した今も、宇宙から見える地球はきっと青いままでしょう。でも私たちは感覚として、「地球」=「美しき青き惑星」とは、すんなりうなずけなくなっている気がします。

 18世紀の産業革命以降、ヨーロッパを中心に工業化が進み、自然環境を資本や原材料として生産力や便利さが追い求められてきました。自動車の排気ガスによる大気汚染や酸性雨、工業排水や生活排水による水質汚染や土壌汚染、フロンガスなどの排出によるオゾン層破壊、二酸化炭素など温室効果ガスによる地球温暖化、砂漠化、生態系の破壊、エネルギー問題…。様々な要因が複雑にからみ合う環境問題は、貧困や紛争と並ぶ、グローバルで最大級の社会問題です。

 そもそも“環境問題”“環境汚染”という意識が認知されるようになったのは、20世紀半ば。1972年、環境問題について世界初となる大規模な国際会議「国連人間環境会議」が開かれたのを機に、世界が環境保護へ向けて歩み出しました。その20年後の1992年に、第1回「地球サミット」が開催。環境保全と持続可能な開発に向けた方策が首脳レベルで話し合われ、サステナブルな世界のあり方が議論されたのです。

 

>> 1990年代後半~2000年代

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